'14年2月22-23(土日) 大分 第12回 豊後水道絶景ウォークを歩く
                                                2.16 記
 2月に行けそうなツーデーウォークは 『豊後水道絶景W』 と 『霧島連山絶景W』
 隣県だが 同じ日の開催 ・・
 
 第12回 豊後水道絶景ウォーク
  初日:津久見 40qと 二日目:臼杵 33q
    オールジャパン (九州マーチングリーグは無い)
 第18回 こばやし霧島連山絶景ウォーク
  小林 33・33q (近年小林市に移したようだ)
    オールジャパン 九州マーチングリーグ(九ML)

 我家は、〈IVVだけ〉なので 愛知県から少し近く、
 コースが多少長い 「豊後水道」を第一候補にした

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 九州はまだ 『小倉・無法松2D』 しか歩けていないが
 大分と同圏内には いくつかのイベントがある
  大分を踏破すれば、九州への参加が増えるかも?
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  各イベントの参加レポを探してもあまり出てこない
  あるのは「行橋-別府100qW」を歩く人ばかり
   確かに 定員4,500名 に申込み 6,000名超!
          (IVVは無い!)
  九州は異様に ロングウォーカーが多い?
  そういう人しか、レポを上げていないようだ
    
 今年初めての、2D(らしい、ウォーキング) ・・ 昨年12月から、ワンウェイ ウォークばかりだった
  気がかりは、23日の傘マーク ・・ 電車移動で荷物を増やしたくないのだが
  宿の手配はこれから ・・ 下調べの範囲では、大分市くらいしか 無さそう

 結果レポートは 25日以降です
 2月22(土) 1日目:津久見ステージ 絶景コース 41q
   結局 直前に取った宿は、西大分!
 津久見まで、直線だと 30q程度だが ・・
   
   参加する「絶景コース」の スタートは 8:00〜で 余裕ありそうだが
  西大分 6:07(始発電車) で津久見 7:20 到着の列車しかない

  勿論、各駅停車 ・・ 幾つかの駅で長い停車時間があり、
   この臼杵駅でも長い停車 ・・ 駅前には石仏があった
   2日目会場は、「臼杵史跡ステージ」となっていたが 駅前は通らなかった
   
   津久見駅到着 ・・ 列車なら、これしか便は無いが
 降りたウォーカーさんは 10数人?
 一緒に会場に向かった人は 「河津桜コースに参加。 短いが、ゆっくり見物したいから」
   
   会場に到着し館内に入って受付 ・・すでに、出発式は始まっていた 
   
  受取った マップ ・・ パンフなどの案内では 「40q」となっていたが、実距離は41q
  確認するウォーカーに、スタッフさん 『おまけです!』 (ゴールIVVも41qになっていた)

 @ 絶景コース 41q 8:00 出発 西端の会場から海岸線を東端の周回コースへ
 A 周遊コース 28q 9:00 出発 @の途中「深良公民館」で折り返すコース
 B 河津桜コース 8q バス発車:8・9・10時発車 東端の:四浦蔵谷から周回
  我家が歩く @は A・Bを含む欲張りコースになっている
   
   我家に戻ってから、地形図にコースを乗っけると 平地が無いのがよく分かる
 行きは、海沿いの道 帰りはトンネルでショートカット
 
 支度を終え、外に出るとストレッチ中  予定通り 8:00 スタートだった
   
   最初の分岐点までは、団体歩行 スタッフさん達が 海沿いの左折を案内
  海岸沿いに向かうと、すぐに上りが始まる
   
   樹木の間から海が見え出す 短いトンネルを通って早くも下りに
   
   最初の岬部を通り抜けて、map Bの日見公民館 通過
 map裏面に B 7.2(q) トイレ・給水○ 表示
 観光ポイントの説明が入っている
   
   網代トンネル 241m ・・ このトンネルは往復で通過
 入口には、なにやら 曰くありげな絵が描いてある ・・ 津久見市観光協会HPに

【津久見扇子踊りの由来】
  今から約450年の昔、津久見市は大友氏の支配下にありました。
 当時は戦国時代で、戦没した勇士や農民の供養のために、
 京舞いの流れをくむ「扇子踊り」ができたと伝えられています。
  扇子の流れも美しい舞姿は実に優雅で、哀歓を秘めており、
 津久見を代表する郷土芸能として踊り継がれています。
   
   トンネルを出た所 ・・ mapには「絶景ポイント」の表示
 どの方向が「絶景」か 判らなかったが ・・
 正面建物が、これから行く 「つくみイルカ島」
   
   平成19年 広瀬県知事さんの 河津桜植樹記念

途中に幟旗があった 「第2回 河津桜まつり」は平成26年2月16日〜3月2日
  四浦半島の住民の方々が中心となり、2005年1月より地域内の沿道などに植栽してきました。
 地区の方の粘り強い活動や、善意の苗木が贈られるなどにより、年々本数が増えてきています
 現在、四浦地区の浦々に3600本以上あり、県内でも最大の河津桜の名所となりつつあります。
   
   「つくみイルカ島」ここから
 絶景ポイントのある E 四良展望台へ向かう
   
   向いが、先ほど出て来た 荒代トンネル
 
絶景ポイントのある E 四良展望台に到着 
 
 説明・右に「四国・三崎半島」の文字と山並み ・・  四国:佐田岬まで 32q 200mほどの丘はあるが ・・
 
 左手は観音崎 正面に佐田岬(=三崎半島)・・?  右手はこれから向う四浦岬
   
   この日初めての「矢貼り」 道なりに進む
 殆どの分岐点には案内スタッフさんがいて、「矢貼りゼロ」コースかと思った
 ・・ 展望台から、一気に下る
 
G 深良津公民館 28qコースのC・P 折返し地点で昼食場所にもなっており、
  建物内に、お汁や漬物・お茶などを準備していた
 41qコースは通過点だが お茶・蜜柑・みりん干・甘酒 などの接待 
   
   左手奥にこちらに向ってくる人
 ・・ 早くも復路に入った先行者 (4人目)
  当方ほぼ、20q地点 ・・ 彼等は7q程度先行している模様
   どれだけ早い事やら ・・ 感心だったのは 走らず・ ウォーカーの恰好だったこと
   
   山腹に河津桜がしっかり咲いている
 ここからは、周回コースに入る
   
   周回コースで逆に進んできたのは 河津桜コースの参加者
 先頭は団体歩行状態で歩いていた
  スタート&ゴール(バス停)の四浦蔵谷は近いようだ
  開設時間 8:00〜13:00となっていた
   
   ここも絶景ポイントとなっている 右手が四国で地図では この海に「豊後水道」の表示
   
   砂浜!
 半島が、リアス式海岸ということも知らなかったが こんな砂浜も
   
   短い「高浜トンネル」を通り抜けると C・P
   
   J 越智小学校 41qコース折返し C・Pで昼食場所
   ・・ mapには「折返し」と書いてあるが、コースはそのまま周回を続ける

  一回り大きな教室くらいの講堂で昼食休憩 20〜30人が食事中
   我家もヒラメの味噌汁を貰って昼食
  スタッフさんが「8qコースの人は、ぼちぼち出発して下さい」
   ごっそり立ち上がり、残ったのは 5〜6人
  十分ほどして、「もう 8qの人はいませんよネ!」 ・・ 3人が手を上げていた
   
   C・Pを過ぎて、復路に入る
 ここも「絶景ポイント」になっている
  ・・ 天気も良く眺望はよいが、見えているのがどこかが良く分からない
   
    ・・・ 水はきれい
   
   河津桜は ほぼ満開
 樹が若いためか 花がしっかり咲いている
 ・・ 後10年もすれば、枝ぶりも立派になりそう
   
   往路でも立寄った G 深良津公民館 まだ開設していて
 「どうぞ、休んでいって下さい」と 声をかけてくれる
   
   朝のスタート後2時間ほどは 寒いくらいだったが
 その後は良く晴れ 風もなく 暑いくらい
復路は四浦展望台に回らず、久保泊トンネルでショートカット
   
    突当たりには、案内のスタッフさん
   
   往路でも通過した「荒代トンネル 1,060m」 ・・扇踊りの「網代トンネル」とは別
 
更に、「新日見トンネル 1,320m」を通り抜ければ、ゴールは近い

 それにしてもトンネルが多い ググると こんな記事も
  津久見市のトンネル紹介
  ※日本でトンネルの多い都道府県・・・1位:大分県(481)
    2位:千葉(432) 3位:北海道(384) 4位:新潟(351) 5位:広島(335) 
   
   15:40 ゴール
 41q IVV 予想より当日参加者が多かったのか
 「IVVシート残りが少ないので、パスポートお持ちでしたらそちらにスタンプを押します。」
    行きに通った道を帰ってくる往復コースだったが、景色が良く アップダウンもあり飽きる事はなかった
   ・・ 下り坂で無意識で歩いた所が、復路では喘いだり その逆だったり
   絶景( ・・ ちょっと、多すぎるが)あり、アップダウンありで 楽しいみちだった
 2月23(日) 2日目:臼杵ステージ 音波橋コース 32q
   2日目は会場を、臼杵市総合公園にある 諏訪山体育館に移しての開催
  臼杵駅から2駅 大分駅寄りの「熊崎駅」からは 徒歩14分
 
   
スタートは30分遅い 8:30 最寄駅は4駅 大分寄りなどで、
  50分遅い 6:57の電車に乗る ( ・・ 前日は始発 この日は1本遅い 第2便)
  朝はまだ寒く、薄らと霜が降りて白くなっている

  会場に着くと、ストレッチが始まり スタートの準備
  檄の後は、出陣の法螺貝! 大きな音でよく聞こえた
   
   スタートを待つ32qコースの参加者たち
  待っている間にも、次々と車が入って来た (後スタートの人達?)
 
 この日のコース
  MAPは前日、ゴール後受取

 @音波橋コース 32q 8:30出発
   会場から南西にある
   「音波橋」まで行き
   臼杵市内へ戻る途中で
   「臼杵石仏」を見物
   市内のうすき雛を見てゴール
 ※案内パンフは33q/IVV32q

 A臼杵石仏 〃 20q 9:30
   @の途中で臼杵市内へ
 Bうすき雛 〃  10q 9:30
   臼杵市内を巡る
   
  コースは、一旦「熊崎駅」を通過して北上後、217号線に出て南下
 臼杵川沿いを西に向かう

 スタート後、同じ愛知県から来ていたベテランさんから お話を伺った
 名古屋からの夜行バスや 「18切符」で行ける範囲や
  100qウォークに挑戦中 ・・ 1回は完歩しておきたいなど ・・

 我家の範囲外のイベント参加が多いようで、お見かけした覚えがなかった

 暫く歩くと、今度は 一人参加の娘さんが 追いついてきて
 「地元住民 山行きのトレーニングで ウォーキングイベントは初参加」

 「ペースが判らないので、一緒に歩いていいですか?」と言う事で、同行
  自宅では 「お金を払って歩くのか?」 と呆れられたそうだが
  こちらのゼッケンを見てビックリ! ・・ 「歩くためにこんなに遠くまで!」
 所々観光案内もして貰いながら ・・付かず離れずで 最後は相前後してのゴール
   
   マップ番号D家野橋(10.4q)橋を渡って ・・スタッフさんが誘導 「32qは右へ」
  左折は20qコース ・・ 一人は曲がって行った(ゆっくり見物? 遠来で帰り便に間にあうように?)
   
   前日より参加者が少ないようで、早い時間に先行者との間隔が広がった
   
   前日ゴールして、この日のコースMAPを受取った時に
  「2日目もアップダウンありますか?」 ・・ 「少しだけ、あります」

  いよいよ その「少しだけ」の坂が始まった?
   ・・ 結論 地元の人に聞いても無駄
   ・・ 彼等にとって、「これは坂に入らない」
   
   アップダウンのある林道を進む
 いつの間にか、先行者のゼッケン ・・ 色が違う人に
   
   G 音波橋 (18.5q) 絶景ポイント
  見所ポイント説明に
 明治の実業家 麻生音波(おとは)は、この地の出身者で 架橋資金全額を出資し郷里の川に橋を架けた
 臼杵川に架かる 32.7m の石橋は、120年目の今も現役
   
   谷川で 川面からかなり高い
   
   橋を渡って、C・Pのある公民館に向かう
 出発式の注意で 「橋から先は、雪は片づけたが路肩の弱い恐れがあり、山側を歩いて下さい」
 道の右側は谷になっていて、かなり深い
   
   暫く歩いて H 高山公民館(20.0q)に到着 C・P   「団子汁」を頂く
 スタッフさん
 「木曜に大雪が降って、折れた枝や倒れた樹があり 出来ないかと思ったが片づけが間に合った」
  ここは32qコース だけが通るポイントで (スタート時)60〜70名のために
  対応して下さった役所やスタッフさん達の熱意に、ただただ感謝!
     (勿体なくて、ショートカットなど 思いの他)
   
   山あいの田畑を眺めながら、下っていく
   
   臼杵石仏そばの 田んぼの中の鳥居
 一緒に歩いていた彼女から「有名な鳥居」と聞いて、ググってみた
  「深田の鳥居」 これも石でできていて、柱の4分の1ほどが田んぼに埋まっています。
  臼杵石仏と関係が深い日吉神社の鳥居と言われているが、
  はっきりしたことは分からず、謎に包まれています。
   
  臼杵石仏 ・・ 以下 ネット記事から
  なだらかな里山に60体以上の磨崖仏があり、そのうち59体が国宝に指定されています。
 こちらの石仏が国宝になったのは、1995年のこと。石仏の国宝指定は、これが全国初のことです。

 60余体の磨崖仏は、
 ホキ石仏第一群、ホキ石仏第二群、山王山石仏群、古園石仏群の4つのパートに分かれ、
 それぞれに、覆い屋で守られています。
 石仏は磨耗しやすいので、こうして屋根をつけて風雨から守るのです。
 それぞれにたくさんの石仏が並んでおり、見事のひとことです。
   
    4つのパートの中でも一番有名なのは、古園石仏群です。
  中央の大日如来像のお顔が印象深く、臼杵のシンボルともなっています。
       -*-*-     -*-*-
 大分県は石仏の聖地で、国東半島という石仏でいっぱいのエリアもあります。
 あまりほかで見ることができない石の仁王様で有名です。
 磨崖仏も巨大なものがいくつもありますが、半島全体が山がちなので歩く覚悟必要
   
   石仏公園を通り抜ける
 
 矢貼りに従い、臼杵市内へ     右側の写真も 「2Dの矢貼り」だが、白色であまり目立たない 
   
   N万里橋で臼杵川を渡り直して、市内へ入る
   
   臼杵も「小京都」と言われているそうだ
 その風情の代表格 「龍原寺・三重塔」 ・・ ここも「絶景ポイント」
   
   市街地に入る
   
   石畳のみちに 歴史を感じさせる建物も多い
   
   「サーラ・デ・うすき」 第2 C・P [絶景ポイント]
 大友宗麟時代に実在したと言われるノビシャドウ(修道院)を模して造られた観光交流施設
  「サーラ・デ・うすき」はポルトガル語で 「うすき・の・居間(サロン)」の意

 中で「うすき雛」の展示がしてある
   
   江戸時代に質素倹約のため、町民は紙製雛人形以外は禁止された
 当時の作り方は残っていないが 2006年 雛人形の原型である「立ち雛」を参考に
 シンプルで気品のある臼杵らしいお雛様が誕生しました

 ・・ map に 「絶景ポイント」となっていたが ・・ 「絶景」は?
   「サーラ・デ・うすき&うすき雛」 マァ 珍しい物ではあった
   
  P中須賀橋に続けて 臼杵大橋を渡ると ゴールはすぐそこ
   
   橋の外は臼杵湾 ・・ 海が近い
 会場への最後の坂を登って 14:30 ゴール
 列車の時間があり、完歩抽選をして駅に向かう
  2日間の景品は タオル・ノンアルコールビール・ドレッシング×2セット ・・ 空くじなしだった
   
   JR日豊本線 「熊崎駅」 この日は、特急が臨時停車
  にちりん14号 14:44 特急ソニック・新幹線のぞみ と乗継いで名古屋着 20:30 (ここからが遠い・・?)
   久しぶり(?) の2DW
 アップダウンの林道と、変化のある海岸線は 「充分に歩いた」気分にさせてくれた
 参加者はそれほど多くはないが、スタッフさん達の熱意が伝わる気持ちのこもったイベントだった
  大分は、結構寒い山国だという事も初めて知った

 今年は、九州への参戦が増える??
  (夜行バスや18切符は体力が持たない ・・ かといって、旅費が持つか ・・
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