'15年 5月24(日) 「安永川トンネル 最後の通り抜けウォーキング」 を歩く
                                               5.20 記
先週のAWA(愛知県)の例会で、TWA(豊田市)のスタッフさんから
  下記案内を頂いた
    主催:豊田市(健康政策課)
    協力:愛知環状鉄道梶E愛環連絡協会・豊田市ウォーキング協会
 「最後のチャンス」らしいので 行ってみることに       ・・ 「お一人様参加」予定

 「最後の通り抜け」・・去年の10月11日開催にも
  同じ様なことが書いてあった
  ・・その日は、2DWで 見損なったと思っていた
    (当日のレポを見ると 743名参加)

 今年の1.18 名鉄ハイキング 3,884名
  他にも、地域住民などのウォーキング 数百名
  ・・ 本当の「最後はいつ?」


 鹿島・藤本建設共同企業体の
  安永川トンネル HP に目的・概要・進捗など
    詳しく書かれている
    が、HP内のブログに
  「 ・・ 2015年2月27日が竣工日です。
    書類整理などのため、JV事務所の撤去は
    3月下旬となります。 ・・ 」とあり
    HPは見れるが、更新されていない

  どうやら、
   本当に「最後の通り抜け」になりそう

  尚、工事そのものは1期工事(今回竣工)
   続けて上流の2期工事が計画されている
今回は ウォーキングというより 「社会勉強?」   ( というより ・・ 単なる 好奇心)
  そういう意味では、前回10月の方が 工事途中で見るものが多かったのかもしれない
    ・・ さて、トンネルの中は 「暑いのか 涼しいか」
 5月24(日) 「安永川トンネル 最後の通り抜けウォーキング」 を歩いた 9.6q
どんどん変化した、朝の予報でも 「6〜9・9〜12時 0o:傘マーク」となっており
  「少し降るかも」の状況で  参加者は少ない? と思ったが、大外れ
私は 先日の愛知県:AWA例会で 豊田市:TWAのスタッフさんから 案内を受取った
  こんなローカールなイベントを一般の人達はどうやって知るのだろうと思ったら
  愛知環状線(愛環)の構内に ポスターが掲示してあった

8:30〜 のスタートの「三河豊田」駅 8:34着で到着すると 電車から溢れる様に降りてきて
  「オ〜! すごい参加者」と 驚いたが ・・
「改札口の外で 受付しています そのまま並んでお待ち下さい」
  暫く 待っているが 改札の先に並んでいる人達も ほとんど前進しない
  そのうち、次の電車も 到着 ・・ 

「改札を出て、外に並んで下さい」
  外に出ると、列が幾筋も出来ていて 適当に並んだら、どうやら間違えたらしい
  愛環を使わずに来た人達の長蛇の列もある (建物の向こうにまで並び尻尾が見えない)

 「受付(保険手続き)無しなら、すぐ出発 出来る」といって、MAPを貰って歩き出す人も
  私が並んだ列は、「次の次」らしく 全く進まない
  隣の人が MAPを貰ってきて 「要りませんか?」
    例会で貰ったものと同じだった (但し、A3 カラーで文字も大きい)

 受付(保険&記念品)は断念して 9:05 スタート
スタート受付を横目で見ながら出発
  協会ウォークでいつも記入する 「各自分の氏名・年齢・住所・連絡先・・」などを書くのだろう
  7〜8名が並んで書いていたが なかなか進まない
  受付の先で ピンクのジャケットのTWAスタッフさんが
   記念の「赤い マフラータオル」 (大きな 「安永川トンネル最後の・・」文字入り)や
   MAPを手渡ししていた

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ゴールで 参加賞の「クリアーファイル」を渡していたが、「ウォーキングの勧め」などが入っていた
  当方は、「IVV=10q」もゲット   ・・ 参加費なしで「IVV」を貰ったのは初体験!
 スタッフさんに お聞きしたら、
 参加者に迷惑をかけたと恐縮しながら
   保険は「1日保険で主催の豊田市が負担」
   先着 1,000名の記念品は 並んでいた人の途中で無くなった との事

イベントウォークでは ほとんど 「当日参加」 毎回参加票を記入している
  少し早めに行って、30分程度待つのが普通  ・・ 「待つ」こと自体は出来るのだが
  行列に並ぶのは苦手
    「じっと立っているのが、腰痛によくない」ためか 「エン分補充 出来ない」ためかは不明 
スタートしてすぐに 乗ってきた愛環の高架をくぐる
  駅の東側 一帯は「トヨタ自動車の(本社)工場」と「本社」
  バス停も「トヨタ町」
工場を抜けると 「トヨタ自動車:本社」前を通過 ・・ 記憶では「愛・地球博」の直前に完成
そのまま 東に進んで 「トヨタ会館」を通り過ぎる
  雨予報だったが、日傘を差す人が時折いた
住宅街を進んで トンネル直前のコンビニ  水分?昼食?調達に立寄る人も結構いた
最後のコーナー? を曲って トンネル工事現場へ向かう
正面に 主塔からのワイヤーが特徴的な
  矢作川にかかる斜張橋 「豊田アローズブリッジ」(愛・地球博 直前の 2005年3月竣工)
工事現場 正面の堤防(しっかり見れば車が1台見える) ・・ 堤防の向こうは 矢作川
最初にあった 現場での説明板 「トンネル〜矢作川へ:完成予定図」
  「安永川トンネル」出口は左上 ・・手前に流れてきて右側の明治用水の下へ
  明治用水をくぐって「矢作川」へ   このくぐらせる設備が「排水樋門」

 明治用水の取込み口=「明治用水頭首工」がこのすぐ上流にある
  水面が一定の高さになるよう「堰」を造って「明治用水」に分流させている
    安永川は、水面が下がる「堰の下流へ合流」
現在地は「排水樋門」の上
  これから ・・ 右手を回って トンネル入口に降りて行く
トンネルへの(工事車両)導入路を下へ
トンネル入口 (実際には下流側=出口か)   ・・ 2車線の道路トンネルとほぼ同じ大きさ
入口横の銘版を 今しか出来ないと写しておいたが ・・ よく見ると、??

 どうやら、こちら(出口)側からは工区によって 施工企業を代えたようだ
  工区で使える工法が異なり 得意・不得意などがあるのかも知れないが ・・
  これが トンネル工事で 一般的なのか 特殊な事例なのか
  今まで気にしたことがなかったので見当もつかない
    ・・ 1本のトンネルでこんな風になっているとは想像もしなかった
 工期 水源工区は至:平成23年2月28日   その奥の、
     今工区 自:平成25年6月29日〜至:平成28年2月29日(!)
   思わず、新聞の日付を確かめた  完成はまだ先?

途中で確かめると、
  「明後日(26日火曜)に一旦 竣工式で (仮に)水を流す」が
  「(ノリ面などの)仕上げなど行い 本格運用はこの夏頃」とのハナシだったが ・・
トンネルを入ってすぐは、ステージを作ってあり
  トンネルの説明資料が並んでいた
大勢の人が しっかり読んだり 写真を写したりで進まない
  ここで、じっくり 「社会勉強」のつもりで来たが ・・ ネットで見た記事が大半
   撮影も諦めて次に進む事に (・・ 写真を貼り付けた方が楽だと思ったが)
先のHPや豊田市HPを見なおした

 安永川流域:豊田市中心市街地の約10q2 居住人口約4万人)
  東:矢作川 南・西:枝下用水路 北:籠川に囲まれた窪み状で水がたまり易い地形
  排水は安永川:14%(10.0m3/s)・梅坪ポンプ:26%(19.6m3/s)・中部ポンプ:60%(44.6m3/s)*
    (* 平成18.6 :35.6m3/sから増強) など
  雨水排水を ポンプ及び流下能力不足の安永川に頼っている
    昭和47年・平成12年 豪雨時は広い範囲で浸水被害が発生した。
 安永川トンネルを新しくする
  現在の安永川トンネル(3.0m×3.0m:約10m3)から
  新トンネル(7.8m×11m:90m3 =10年に1回の確率で降る雨に対応:長さは 2,065m)
   平成14年(2002)から、安永川の改修事業が始まり
   平成20年(2008)から、トンネル掘削工事が始まり、平成26年(2014)9月に掘り終わりました
  (工法などの紹介は省略)
トンネル内の片側は 歩道?状に 一段高くなっている 中央部は浸水で濡れている
  トンネル壁面は綺麗に仕上げられつるつる。
    以前、開通前のトンネル道路を歩いた時は 話し声などがすごく反響したが
    それほど音が響かなかったのが不思議だった  ・・ ストントンのトンネルだから?
  トンネル内は ヒンヤリとして気持ちのいい温度
小まめに(200m間隔くらい) 入口・出口までの距離が「地上の様子」と一緒に掲示
  地元民でもないので、地上の様子は「ピント」こなかった
  トンネル内は結構明るい
出口近くになって 一段と明るい場所へ
  MAPにもコメントのある「<トンネル内>五平餅の販売もしているよ!」
行列の「五平餅」屋さんの隣では、
  トンネル工事ダイジェスト映写会 ( ・・ スクリーンも不要だった)
  こちらも、「HP:トンネル工事日記」で見ていた映像
  中には 休憩を兼ねて 食べながら観賞する人も
出口には 何故だか「ミライ」の展示  豊田市のネームが入っていた
こちらは「トヨタ Ha:mo RIDE(ハーモライド)
  最新の超小型電気自動車(一人乗り)を会員登録してシェアイング ・・ これも、社会実験中?
横の建物 一見近そうだが道路1本隔たっている
  壁の穴 ・・ 屋外では発破が使えないので、壁に穴を明けて 棒を何本も突き差し
  抉るように砕いて広げたそうだ(岩盤:コンクリーより堅く崩落の虞はないとの事)

  ・・ こちら側の銘版 最初のと同じと思って写さなかった
 ! ・・こちらが 「現 安永川」 右側が削られているのだろうが
   先ほどまでのトンネルと較べると いかにも可愛い・・工事完成まで大雨が降らなければいいが
目的の トンネル見物も終え 残り4qほど
  枝下用水路沿いの遊歩道を歩く  ・・ 何年か前のTWA年忘れフリーウォークでも歩いたみち
「ハウジングセンター」・・ この辺りはめったに来ない いつの間にか住宅展示場が出来ていた
  トヨタ自動車のテストコース下の遊歩道に渡り
左手奥に テストコースがあるハズだが 勿論 ・・ 全く見えない
  歩道橋から 北側 豊田市街地を見る
反対の南側は 「トヨタ町」  正面奥が往路通過した本社ビル 左はテクニカルセンター
  いい天気になり スッキリ(しすぎた? ホコリがないから?)CGの様な写真になった
枝下緑道 ・・ 市街地との間に田園風景が残る
「トヨタ自動車:本社工場」脇の 枝下緑道を進んで 愛環を通り抜ける
  らせん陸橋で道路を横断  ・・ 日曜日で周辺に工場の多い道路は空いている
住宅街の遊歩道を進んで  愛環「三河豊田駅」へ
ホームに歩き終わった 参加者さん達が何人か 電車を待っていた

  11:05 ゴール受付 「てくてく健康プロジェクト 豊田市」の幟
       参加賞 と スタッフさん 「IVV?」

  1,000人以上の参加者が詰めかけ TWAのスタッフさん達も大汗をかいたのでは
  お疲れ様でした  ありがとう御座いました
「トンネル 最後の通り抜け」 ・・ めったに出来ない貴重な経験だった
  「先着 1,000名に記念 マフラータオルをプレゼント!」が効いたのか参加者の行列に驚いた
   貴重な体験・距離がほどほど 天気も暑くもならずに歩きやすい と言う事で一段と多かった?
     名鉄ハイキングでは、4,000名近くが参加となっていた ・・ テーマパーク状態だった?

 HPを見ているだけでは感じなかった、工事の「すごさ」を実感出来た
  歩きの方は ・・ 10qのフラットコース それなりに、しっかり歩いていた
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