'17年 7月10日(月) YRW 新琴似コース:20q 札幌歩こう会 を歩いた
 
  前日(9日)までの旭川大雪ツーデーウォーク終了後 札幌に宿泊
   月曜日に札幌見物を兼ねたイヤーラウンドの後 愛知県に帰る
   (観光シーズンの夏場 日曜夕方便より 1泊した方が安い)

 北海道での、初めてのYRW(イヤーラウンドウォーク) 日本市民スポーツ連盟HPで
  調べると 札幌市には 9ヶ所のWST
  札幌駅そばの宿付近に、2ヶ所 少し離れるが、札幌歩こう会のコースも近そう

 第一候補として
  NPO法人 札幌歩こう会(平日 1000〜1500 開所)
    F:新琴似コース 20q 早朝受付あり
 第二候補
  滑ロヨ 池内(基地開設:1000〜1700)
    Eコース:サイクリングロードと公園めぐり:15q

 持ち時間は 札幌駅:1505 の電車なら余裕で飛行機に間に合う

 天気予報が 午後から傘マークがつき
  「札幌歩こう会」 表敬訪問?を兼ねて 「早朝ウォーキング」する事に 

 候補に挙げたコースは
  日本市民スポーツ連盟HPの
  コースMAPで予習

 旭川2DW移動前日に
  念のために基地の場所を
  確認したら 札幌歩こう会は
  コースから1qほど離れていた!

 札幌歩こう会のHPで調べ直し
  2016年に事務所移転
  改訂MAPが登録されていた

 Fコースは
  北端折返しの「北区体育館」で
  チェックポイント印を貰うと
  なっており
 体育館休館の第3月曜日は休み

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 改訂 コースは
  「地下街歩き」になっていたが
  初めての「札幌」で
  地上を往復した

 GPS
  スタートは
   宿から一番近いコースから
   ゴールは「時計台」に変更
 距離:20.4q
   2ヶ所でコースアウト
   コース実長 20qらしい

 最大標高差:106m
  緩やかな傾斜で ほぼ平坦路
   
 宿で朝食を食べ チェックアウト手続きをしてから 荷物を預ける

 742 コース途中の
  「札幌駅前通」の「地下鉄南北線:さっぽろ駅」から スタート
  200mほど北上して JR:札幌駅 ・・ 構内を真直ぐ通り抜ける

 本来は、WSTで 「早朝ウォーク 参加票を提出」 と、なっているが
  (届を出しに行くと、往復で5qほど余分に歩くことになる)
  保険対象外 ・・ 自己責任
  ゴール後 「IVV認証 不可」 なら諦める ・・ という事で
 札幌駅を通り過ぎ 「北9条通」 (モスバーガー前)で左折 「北大正門」へ
  MAPでは、通り越して 「北13条門」の好きな方から入るとなっている
 構内入口の 案内看板 正門は南東端  ・・ 広い構内 南北2q くらいありそう
 緑の多い構内は 公園状態
  月曜日の8時前 人通りは少ない
 ウィリアム・S・クラーク像
 明治9年 札幌農学校開設 ・・ 教頭として
  マサチューセッツ農科大学学長のクラークが着任
  わずか9カ月の滞在中に 大きな影響を与えた
 帰国に際し残した
   "Boys,be ambitious!"の言葉は、
   今なお深い感銘を与えている

 ・・ 左の立像があると 勝手に 想像していた
 それにしても、
  学長さんに 来日要請をする方も
  それに応えて 来る方も すごい!
 そして ・・ 銅像になるほど 北海道に影響を与えた
   ・・ 明治9年 ・・ 多分 屯田兵の時代
 歴史を感じさせる 「総合博物館」
 「大野池」 サクシュコトニ川の一画にあたり、
  整備に尽力された工学部の大野和男教授にちなんで名前が付けられた。
  往時の大野池周辺には ・・
 現在は、4月にミズバショウ(バラキナ:アイヌ語)の花が
  7〜8月にスイレン(植栽)のピンクと白色の花が人々の目を楽しませる。
  鳥類は ・・
 気持ちの良いポプラ並木を北上
  通学の小学生や 通勤と思われる会社員達が大勢通っていて、構内とは思えない
 MAPに「北18条門を出たらロータリーを左へ」 ・・ 「ベンチ群の間を歩く」 となっていて
  大学を出るのかと思ったが ここも構内だった

 「・・ 馬場とグランドの間を右折」
 「創成科学共同研究機構」「北大ビジネス・スプリングス」などを通り過ぎ
  ここは 「道立衛生研究所」脇を通過 ・・ いつの間にか 北大を出たらしい
 「札幌工業高校」と「国家公務員宿舎」の間を通り過ぎて右折
  交差点は「北20西13」 ・・ 暗号のような数字 ・・ MAPには交差点名が入っていない

 「ここかも?」と思いながら、通り抜ける
 一段 狭いみちになり 用水路?に出た
  最初のコースアウト ・・ MAPでは 右手の「琴似川」沿いを歩くとなっている
 戻らずに、用水路沿いを「琴似川」方向に進む ・・ 整備された遊歩道?だった
 大きな通り(新川通)を通り越して、「琴似川」沿いの遊歩道に入る
  看板には「←0.5q 新川さくら並木 7.0q→」 ・・ 長い並木通りのようだ
 遊歩道脇に「力士若勇碑」 路面にも「若勇関」のタイル

 説明板には
 北区歴史と文化の八十八選:力士若勇碑
  かっての新川地区は純畑作農村で、当時村人によって収穫時に祭典が行われた。
  その主要行事の一つに奉納相撲があった。
 「若勇関」は、大正2年(1913年)、25歳で富山県から本道に来て琴似村新川地に住居を持った。
  素人相撲ながら大関を張り、その豪快な取り口は人々の話題をさらったと言われている。
  また、当時としては大型の農業を営み、新川地区の農業の基礎を作ったとも言われている。
 並木道を 1qほど進んで JR学園都市線(札沼線)
 高架をくぐってから右折 高架沿いに遊歩道を歩く
  
 午前中曇り 午後から傘マークだったが
  日差しが強くなってきた ・・ いい塩梅に この時間の高架下は日陰 ・・ ラッキー
 2.5qほど 高架下を進んで 折返しの「新琴似駅」へ
  途中 「新川駅」では、遊歩道が途切れ 駅東側に迂回した

 それにしても、高い高架
 この、「札樽自動車道」を越えるためらしい

 WSTで貰ったMAPに見所として
  「高速道路の高架の上に学園都市線の高架が(全国でも珍しいらしい)」
  先ほどの、「郷土力士 若勇の碑を探してみよう」なども 書かれていた
 「四季を通じて美しい 学園都市線高架下遊歩道」
  歩きやすいみち 地元のウォーカーさんに追い抜かれて、少しペースを上げる
 「西5丁目樽川通(県道865号線)」を横断し
  左の白い建物が「北区体育館」 左手に回り込んで正面入口へ

 右手「学園都市線」は 400mで「新琴似駅」
 「案内窓口でチェックスタンプ押印を受けて下さい」
  スタッフさん「皆さんが持っている台帳(YRW参加登録証)に押印するのですが」 ・・
  戸惑っていたが、HPから印刷していたMAPに 押印してもらった

 札幌歩こう会HPでは第3月曜休館となっていたが、 窓口には「7月は第4月曜:24日休館」の掲示
  今週は第2月曜日 ・・ 後ろにずれて、セーフだった

 この後 WSTに立寄り
  「この20qコースのみ、(体育館での)チェックスタンプ押印があり
   台帳(参加登録書:無料)に、押印してもらって下さい」と説明され、
   台帳を勧められたが 流石に、使わないのでと断った
 折返しを過ぎて、後は「大通公園」までの 5qほどを 真直ぐ南下
  ・・ のハズだったが

 「新琴似駅」を通り抜けると 駅前ロータリー
  「どっちの 方向だ?」 ・・ ちょっと、方向を見失い
 MAPにある「シルク(100円ショップ)」を見つけて 角で右折
  これが間違い (正解は、シルクを通り過ぎてから ・・ みちなりに右折)

 線路に平行に歩いているのに気付き、次の目印 「イオン」を探して歩く
 「麻生町5」変則五叉路 MAPに交差点名はない
  「道銀」「クッチーナ」の名前はあるが 見つけられない

 多分ここを通って、南に向かう ・・ のだろうと適当に曲がるが
  やっぱり「イオン」は、見つけられない
 交差点名「北40西4・麻生町2」を見て
  コースは「西5丁目樽川通」 ・・ もう1本西の通りらしい

 磁石で確かめて、西の通りに向かう ・・ 控えめな看板「イオン」発見!
  (スマホGPSで確かめるのは なんだか反則気分で 最近磁石を買ったのが役立った)
 このコースのMAP ・・ 必要事項だけが書かれ 見やすいが
  一度みちを踏み外すと、周辺情報が少なく復帰が難しい

 右側が GPS 脱線振りが良く分かる ・・ 「シルク」横を通り過ぎていたら 道なりだった
  迷ったおかげで、札幌の暗号のような交差点名が理解出来た
 この辺りは、北40条
  北大正門が 「北9条」 WSTは中央区「南11条」 ・・ まだまだ遠い
 イオンが確認出来たので 「大通公園」までの 4qほどを 真直ぐ南下

 往路でもくぐり抜けた「札樽自動車道」をくぐり抜ける 地下道入り口には 「北34西4(向かい側が5)」
 1ブロックづつで数字が減って ここは「北20」

 札幌駅(中心街)に 近づくにつれ ビルが高くなる
  曇り予想だったが、案外日差しがある
 もうすぐ10時 コースはほぼ南向き ・・ 短くなった 建物の影を伝って歩く
 「北大正門前」まで 戻ってきた

 写真は撮らなかったが
  観光バスから、大勢さん(欧米の人も多かった)が降りてきて 半分くらいは「北大」の中へ
 まだまだ 真直ぐ南下し  札幌駅の脇を通り抜け

 「北海道庁」 正面のレンガ造りの建物は「入館無料」の展示館になっていた
 「大通公園」到着  交差点名は「大通西4(&西5)」
  久しぶりに MAPコメント「大通に突き当ったら左折」
  「突当たり」ではないが、左折 ・・ 1ブロック東へ
 テレビ塔も見た
  地図を見ると テレビ塔のあるブロックが「西1」(その先は「東1」) ・・ ここは、「西4(ブロック)」

 MAPでは
  「秋田銀行ビルにある 14番口から地下街(チカホ:地下歩行空間〜ボールタウン)へ」となっている
 初めての 札幌歩きなので 地上を歩くことに
  雨の心配をしていたが 晴れて温度表示は「31℃」

 可愛い路面電車(市電)も走っていた
  この下には「地下鉄南北線」も通っている
 MAP「帰りは ラフィラ横 4番出口から電車通りへ」
  市電「すすきの」駅で 路面電車の線路に従い右折
 路面電車の線路に沿って「APAホテル」で右折
  1qほど南下 ・・ 大きな建物が減って 影も少なくなる
 「中島公園通駅」向かいの「シガ」横で右折

 「シガ」が何か判らなかったが 「Super Chain」だった
 1150 「NPO法人 札幌歩こう会 北海道ウォーキング協会」
  入口には「ウォーキングステーション」の看板もあった
  (地図で調べると 「北海道ウォーキング協会」の建物になっていた)

 何とか 昼食時間前に到着
  すんなり 「IVVスタンプ」 を頂いた
  9月の「北海道ツーデー(洞爺湖)」のパンフも渡された
  洞爺湖一周40q ・・ 今年は、おごと42.195qを計画しているが こちらの方が面白い?
   アクセス・宿が悩ましく ・・ 来年(以降)の宿題

 スタッフさん 「11時から詰めています」 と言っていたような気がした
  「1000〜1500開所」も、担当者さん毎で 多少差があるのかも
 リスタートして
  「中島公園通駅」を通り過ぎて ・・ 「中島公園」に入る
 欧州調の建物は「豊平館」

 豊平館は、開拓使が建てた洋造ホテルであり、
  明治政府が建てた唯一のホテルであるとともに、開拓使建築の貴重な遺構です。
 工事完了直後に明治天皇行幸の際の行在所となったのをはじめ、大正、昭和天皇が
  皇太子の時に行啓された由緒ある建物であり、国の重要文化財に指定されています。
 広い 公園内を通り抜ける
 出口(入口?)に 案内板 ・・ 地図:北が右

 中央下が「現在位置」 ・・ すぐそばに「地下鉄:中島公園駅」 ・・ 右手(北)に「すすきの駅」
  WSTは 公園上(西)の「市電:中島公園通駅」の300mほど上(西)
 大きな公園で 「文学館」「コンサートホール」「天文台」などもある 
 公園を出ると こちらは賑やかな通り
  真直ぐ北上すると 朝歩いた JR札幌駅までの駅前通りになる
 大通公園に戻ると 気温は 35℃まで上がっていた
  「北1西3」交差点で 1ブロック東へ
 お目当ての「時計台」
  重要文化財 旧札幌農業学校演武場

 この建物は、日本最初の農業高等専門学校として、明治9年8月にクラーク博士を
  初代教頭に迎え開校した札幌農学校の演武場であります。
 演武場は、講堂を兼ねた兵式教錬場として第2代教頭ホイラー博士によって計画され、
  当時の米国中・西部開拓地の木造建築様式にならって北海道開拓使工業局の
  設計監督のもとに建築され、明治11年10月16日に完成しました。
 時計台は、明治14年に米国ボストン市ハワード時計会社製の時打ち重錘式の大時計
  を備えて設置され、8月12日の正式鳴鐘以来現在も往時の姿のまま時を告げ続けております。
   ・・・
 時計台は、札幌市の歴史と文化を象徴するものとして
  ”わたしたちは、時計台の鐘が鳴る札幌市民です”と
  札幌市民憲章前章にうたわれ、市民の誇りとなっております。
                                札幌市
 スタート地点近くまで戻って ・・ 1242 ゴールとした 
  距離:20.4q 4.0q/h ・・ 我家の YRW 初回コースの平均ペース

 折返し以降で迷った以外は 判りやすいコース(後半 信号多い ・・ 地下街がお勧め)
  初めてのコース 見所が多く 観光歩きだった
  昼から雨の予報もあったが ・・・ 日差しがあり 暑かった

 宿に立寄り、新千歳空港に向かったが 搭乗するまでたっぷり時間があった
 市内に9ヶ所のウォーキングステーション
  (北海道は他に 旭川・網走・北見にそれぞれ1ヶ所 ・・2Dで行った街)
 次回歩くなら、多少アップダウンのある丘陵地帯か
  コースを組合わせて Wウォーク ・・

 何度か歩くと 「札幌ツーデー」に参加しても 新鮮味がない?
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