2日目へ >>
'17年 9月30日-10月1日(土日) 第19回 田沢湖ツーデーマーチ 参加計画
 
                                             5.25 記
 「瑠璃色ロマン神秘 第19回 田沢湖ツーデーマーチ」 初参加を計画
 この週は 月跨ぎとなって 重複イベントが微妙に変っている
  第26回 天橋立2DW(京都) ・・ 2年連続参加したので、初参加を優先

 第25回 高崎観音だるまM(群馬) と「田沢湖」の比較
  この二つは、例年 「しまなみ」と重複 ・・ 今年は、国体で「しまなみ」が 10月中旬にずれ込んだ
  めったにない機会なので 「行きづらそうな」田沢湖を優先する事に

 「いいコースだが、宿が少ない・アクセス困難」との情報で
  会場と宿の間も便がない?・・「車で移動」する事にして、早々と宿は決めた
 これまでの車移動は
  鳥海2Dが最長距離

 我家から800〜900q
  約12時間
 ルートは2案あるが
  日本海ルートが有力
 現時点では 「開催日」 以外 発表されていない
  昨年のパンフやレポ(も少ないが)から コースなどを推定
 2日間とも 主会場の「レストハウス」からバス移動し
  出発会場からのワンウェイで主会場へ
 (16年の)コース概要は
  1日目 40q:あきた芸術村→角館武家屋敷→西木地区
    →むらっこ物産館→たつこ像→御座の石神社→レストハウス
  2日目 32q:アルパこまくさ→生保内川→仙北市役所田沢湖庁舎→レストハウス
 「スタート&ゴール」 「2日目:距離」の関係で毎年同じ (だろうと 推測)

 初秋の東北は どんな景色を見せてくれるだろう

 ************************************                9.28 記
 その後 発表された内容は 予想通り
 懸案の移動ルートは 往路は、日本海ルートで行くことに
  決め手は 高速代(日本海ルートは一般道が300qほどあり その分)安い
  復路(見込みでは 25時 帰宅) 往路の状況では 盛岡・仙台・福島経由の東北道
   圏央道に回れば、首都圏の渋滞も回避できそう 大部分が高速で走りやすいが高い
  時間的には、1時間の差もない?
  帰った 翌日 2日(月)所用が出来たので あまりのんびりも出来ない

 懸案2は天気 ・・ これは、いつもの事で「運 任せ」 しか しょうがないのだが
  10日前の長期予報では 「最低 8℃〜最高14℃」 しかも、雨
   下手をすると、「雪が降る」? ・・ かと 心配したが
  現時点の予報は
   30日:5〜15℃ 雨時々晴 ・・ 1000〜1800に 傘マーク (ピーク 2〜3o)
   01日:6〜19℃ 晴時々曇
 初参加の 田沢湖巡り を楽しみたい
9月29日(金) 前日移動 田沢湖へ
   
 平日 金曜日 「深夜割引」 利用するため、340 出発して最寄りのICから日本海へ
  昨年 「鳥海2D」に 行ったので 「鳥海山」を通り過ぎるまでは行った事がある

 鳥海山を通り過ぎ、国道7号線:道の駅「象潟(きさかた)」で、昼食休憩
  海岸には「感動の夕日 きさかた」の看板
 白い像は 説明板によると
 「西施(せいし)」 中国四大美女の一人・紀元前502〜470年頃没
  ・・・
  救国のためとはいえ敵国に身を捧げた悲劇的な美女西施を、俳人松尾芭蕉は
  松島に比べて「うらむがごとし」と象潟の風景に似通うものとして俳諧の世界に生かした。
  その句が「奥の細道」に見られる次の句である。

  象潟や 雨に西施が ねぶの花

 この句が縁で、象潟町は平成2年から西施の故郷 ・・ と友好交流を深めています。
                               にかほ市日中友好委員会
 宿は、2D会場 「田沢湖レストハウス」を通り過ぎて 15分の所
  タイミングが良かったので、前日受付(1400〜1600)を済ませることに
  「レストハウス」の文字が小さく、ちょっと分かり辛かったが、ピンクのバスの奥の建物

 建物の向こう側の広場に、特設会場が設営されていた。
 レストハウス前が 遊覧船乗り場
  他にも、ボートなど あったが 平日で観光客は少なかった

 田沢湖 (Wikiより抜粋)
  直径は約6kmの円形、最大深度は423.4mで日本第1位、
  世界では17番目に深い湖である(世界で最も深い湖はバイカル湖)。
 湖面標高は249mであるため、最深部の湖底は海面下 174.4m。
  この深さゆえに、真冬でも湖面が凍り付くことはない。
  深い湖水に差し込んだ太陽光は水深に応じて湖水を
  明るい翡翠色から濃い藍色にまで彩るといわれる。
 流入河川は小規模な沢しかない。
  流出河川は西部の潟尻川で、桧木内川・玉川を経て雄物川に合流する。
1日目:伝説のヒロインコース 40q

 40q:コース
 会場:レストハウスから
 あきた芸術村に
  バスで移動後スタート
 スタート:730
  距離:39.1q

 GPS:距離 40.0q
  ・・ 脇道していないのだが
 最大標高差:229m
  案外上りがあり苦戦

 23qコースは
  レストハウスから湖を一周
 12qコースは
  むらっこ物産館
 6qコースは
  御座石神社
  からそれぞれ、会場へ

 ゴール:1600 まで
 問題は 雨
  しかも、風が強そう ・・ 傘も差せない?
  気温は、心配したほど低くはない

 宿を出る時から、フル装備
 645 会場のレストハウスから 出発会場の「あきた芸術村」へ
  大・中 2台のバスで移動 ・・ こちらでも、受付していたが ・・ 70〜80名の参加者

 715 から始まった 出発式 ストレッチの途中から雨が強くなり
  「スタート印は省略します」
 730 定刻スタート
  予報では、10時台からの雨だったが ・・・
 通り雨で ポツ・ポツの雨に
  スタート直後は、5q余り西の「角館」に向かって 真直ぐなみち

 皆さん、雨の少ない午前中に距離を稼ごうとしているか どんどん差が開く
 田園のみちから 僅かに上りのある林のみちを通り抜け
 秋田新幹線・秋田内陸線の踏切通過
  奥の方に見えているのは「角館駅」 ・・ 踏切を通り抜けて 駅に向かう
 「角館駅」前にC・P
  このコースの 見所の一つ 「武家屋敷」見物へ
 閑静な通りに「武家屋敷」が並ぶ
  「見学」の出来る所も多いが 全部スルー
  一番手前は「あきた角館 西宮家」
 通りを 一本変えて引き返す
  こちらは、明治時代中期に建てられたレンガ造り蔵座敷
  (角館町指定文化財)の「安藤醸造本店」
 こちらが、メインストリート
  先ほどの「西宮家」も こちらに 大看板
 コンビニさんも 景観に合わせた外観
  ・・ 看板に屋根まで付けて雰囲気合わせ
 こちらの お屋敷の塀は長い
  「上級武家」の お屋敷? ・・ もう 2週間ほど後なら、紅葉だった
 武家屋敷を通り抜けるて 田園の広がる郊外のみちを
  約10q ・・ 「田沢湖」西方の位置まで 北上
 田沢湖の流出河川は西部の潟尻川で、桧木内川・玉川を経て雄物川に合流
  その中の「桧木内川」 を渡って右折 ・・ 川と並行に 北上

 この橋のすぐ下流が 有名な 「角館の桜並木」
 出発式で
  「平年より稲の刈り入れが遅めで、黄金色の田んぼが見えます」

 前方は 国道46号線(角館バイパス)
 前方の交差点に人影 ・・ 一瞬工事のスタッフさんと思ったが
  ツデーマーチの 案内スタッフさん ・・ (失礼しました)
  「雨の中 有難うございます」 ・・ ここで、右折だった
 「桧木内川」支流の 「山谷川」を渡る
 地元のウォーカーさん
  「角館を過ぎると、栗畑ばかりです」
  道路にも、イガが落ちていたが ・・ 調べたWさん 「全部中身が無いゾ」
 「桧木内川」を渡って 堤防を上流へ
 雲の流れが早く 時折雨が強くなる
 1005 綺麗に整備された「河川公園」
  写真:右1/4の屋根に 給水&トイレ
  MAP:14.5q (GPS:15.2q/ 155分 +3分 ・・ 信号の少ない、フラットコース )

 雨の強くなる前に距離を稼ごうとしているが、我家にしては 頑張りすぎ?
 リスタートして 15分ほどで、また「桧木内川」を渡る
  ここの川床は 石の類がなく 岩盤?
 「三嶽神社」鳥居の横に 「県指定文化財 門屋城址」 ・・ 勿論 スルー
 MAPにある 「ちょっと寄り道情報」の「真山寺の乳イチョウ」
  みちから 見えたので、入ってみる

 このイチョウは、目通り幹囲7.6m 樹高約40m
  枝張りは東西約25mで、樹齢は約600年と推定される。
  主幹は、地上約4mで数十本の大枝を次々に分岐し、
  全体が直上して叢状の樹形をつくる。
 大枝の基部付近から大小十数本の乳柱が垂れ下がり、
  最大のものは長さ約2m 径約30pに達する。
 実のならない雄株ではあるが、「乳イチョウ」と呼んで
  母乳の不足する婦人の信仰を集めている。
 秋田県では稀にみるイチョウの巨樹として貴重である。
             秋田県教育委員会
             仙北市教育委員会
 田園の中に 点在する集落を抜けて進む
 右折して、並行して北上していた 「秋田内陸線」踏切通過
   ・・ 隣は「八津駅」鉄道駅にしては、極端にホームが短い

 長い北上を終えて、「田沢湖」目指して 東進
  「かたくり館」 給水・トイレマークがあり 立ち寄る
 「桧木内川」を渡り
   「国道105号線:羽州街道(大覚野街道)」を スタッフさん誘導に従い 横断左折
 国道105号線を外れて 「桧木内川」支流の 「潟尻川」沿いを進む
  両側の森が迫り、緩やかな 上りが始まった
 すぐに、105号線に戻って 「十二峠」!
  やれやれ、これで 上りは御仕舞?

 1114 GPS:21.5q /224分 + 9分
     ・・ 傘を差しての歩きにしては、マア 健闘
 国道105号線を東へ
  相変わらず、雲の流れが早く 雨は時々止むが傘をしまい込めない

 昼食場所の 「むらっこ物産館」の案内板
  400m先右折 4.2q そこまで行くと「田沢湖」は近い
 「辺奈垂橋」を渡り「波滝橋」と 小さな橋を通り過ぎる
 橋の下は、「潟尻川」の渓流 ・・ 水はきれいだ
 真直ぐに伸びた、杉の木の背丈が高い

 「十二峠」を越えてきたのに それ以降、緩いが ず〜と 上り坂
  「田沢湖は火山の噴火跡に出来たカルデラ湖 (という説が有力らしい)」
  ・・ 周りは、外輪山で その隙間を通り抜けている? らしい
 歩道のない道路の端は 川になっている所も
  雨靴を履いているが、靴の中までぐっしょり
 1223 「むらっこ物産館」 C・P 27.6q GPS:27.9q /293分 +14分
 昼食場所にもなっており
  具沢山の味噌汁の振る舞いを頂く
  売店で「焼お握り」を買って 昼食小休止のはずが ・・

 食べている間に雨が強くなる
  食べ終わって、この雨の中を出ていく人もいたが ほとんどの人は雨宿り

 ここは 23qコースも昼食場所 (12qのスタート地点)だが
  我々が、ほぼ最終組?
  「味噌汁が一杯ありますから、どんどん お代わりしてください」
 20分ほどで 小雨になり 思い切ってリスタート ・・ 我家にしては、長めの昼食休憩

 10分足らずで、「田沢湖」湖畔へ
  左手が 「たつこ像駐車場」 ・・ MAPでは「むらっこ物産館」から 800m
 「たつこ像」:舟越 保武(ふなこし やすたけ1912.12.7 -02.2.5)作
  佐藤忠良と共に戦後日本を代表する彫刻家

 田沢湖の湖畔には辰子伝説にまつわる像が4体あり、
  漢槎宮近くにある舟越保武作の「たつこ像」(この写真の像)の他に、
  湖の東岸にある「辰子観音」、北岸にある「姫観音像」、
  御座石神社境内にある「たつこ姫像」がある
 湖の西岸を 「時計回り」に半周して ゴールの「レストハウス」を目指す

 「仙北市も7月22日からの大雨でコースの一部が被災した」
  その時の、がけ崩れ ・・ 補修工事
  歩行者も、信号で止められた ・・ 信号が切り替わるまでに「通り抜け出来る?」
 雲は多いが 雨は小降りで収まっている
  予報は 7m/s と なっていた風もほとんどない
 途中から、車の来ない 「湖岸遊歩道へ」
  すぐに、道路に戻されたのは こちらも、被災?
 北岸 「御座の石神社」 が、最後の給水・トイレ  (6qコースはここからスタート)
  正面 木の陰に、赤い鳥居が見えている
 「御座の石神社」
  正面は 「天然記念物 御座の石の杉」

 (ちょっと寄り道!情報) 「境内には、下半身が蛇の辰子像があるという」
 雲の間から 日差しがあり 「瑠璃色」の田沢湖となった
 更に雲が流れて
  東岸の「秋田駒ヶ岳」?が見えた
 湖岸に 「姫観音」
  これも 「辰子伝説にまつわる像4体」 の中の一つ
 前半のオーバーペースで 終盤が遠い
  「あと(まだ) 3q」 ・・ 惰性運転で、前へ
 疲れているのか
  「土・日・祝 ハイキング開催中」 ・・ ハイカーさんは、山に向かった?

 結構車が止まっており 皆さん
  「田沢湖 ハーブガーデン ハートハーブ」のバイキング中?
 こんどは 「斎藤茂吉歌碑」 ・・ ここも、スルー
  再び 湖岸の遊歩道に
 遊歩道に 覆いかぶさる松 ・・ 左に看板

 MAPにも 「蓬莱の松」
  枝振りのよさをとくとご覧あれ! 樹齢およそ300年
 対岸は 「たつこ像」のあった 西岸 ・・ ほぼ 半周回り終わって
 「あと 1q」 ・・ ゴールは近い
 こんな所に 斎藤茂吉の歌と 「辰子姫伝説」説明板
  これだと、辰子は「百姓の一人娘」にして 龍になったとある
  「姫」でもなければ、「蛇」になったのでも なさそうだが ・・ 伝説は諸説ある?

 これにて、「伝説ヒロインコース」完了!
 1454 ゴール 39.1q  GPS:40.0q /444分 +44分
  レストハウス広場の足元は、通路が作ってあった

 皆さん 1530からの「表彰式」や1600から「Wのつどい」に参加されるのか
  会場は閑散としていた
 受取った「完歩証」は 切り離せば、絵葉書の「新型の完歩証」
  2週間後はこんな 紅葉の田沢湖が見れる?

 1日傘の離せない ウォーキングだったが
  強く降った時は丁度 屋根のある場所で 「昼食休憩」
  「記憶に残るウォーキング」? となったが、ちょっと心残り
 コースを考えると平凡なゴールタイムだったが、前半のハイペースが 明日に残りそう
  2日目は 「山下りコース」 で、何とかなるだろう
 2日目も、林道歩きがあるようで 履いていた「雨靴」を宿で乾かしたい ・・
    ウォーキング一覧に戻る         2日目へ >>