2部 伊賀上野YRへ >>
'16年 2月26日(金) イヤーラウンド 京都府 カフェリュン加茂駅前 訪問へ
                                               2.19 記
 昨春 土日が動けず、イベント参加の代わりに歩いた イヤーラウンドウォーク
  京都府ウォーキング協会(KWA)監修のWSTで未訪問の「木津川市加茂」のWSTを訪問する事に
       (月末 何も無いので自主企画 ・・ 降りそうなら、順延も)
  
 最近の「日本市民スポーツ連盟(IVV Japan・JVA)」 HP
  今週の月曜日午後に IVV(距離)パスポートの申請をしたら、木曜午後には戻ってきた
    この時期申請は少なそうだが 迅速な対応で気持ちがいい

  「42.195q」のIVVがあったので、そのまま申請したら 「切上げ」の繰越距離となっていた
    まあ、予想通り。 ・・ そのまま、「.195q」で戻ってきたら 「オ〜!ヤルネ〜」だったが

 ウォーキングステーションの 反映も小まめになっている
  一覧表のメンテナンスも頻度が上がり、最近では 「コース新設」も表示
    2016.1.29 現在では199個所 一覧表から「WST廃止」が消えた ・・ 淘汰が一段落?
           (・・ WST登録費 全国一律? ・・ ウォーカーの少ない地方では負担しきれなく閉鎖とか)

 何より 感心したのは「コースMAP」が見れるようになった事
           (リンク切れが散見するのは ご愛敬 ・・ 試行中?)
   昨年末訪問 『地図とコース線がズレていた謎のMAP仙台WST』も正しいMAPが登録されていた

 今回訪問の「カフェリュン加茂駅前」は 4コース その中で 18qコースを予定
 

  コース部分を抜き出した
   (赤線は私の なぞり描き)

  どんな所を歩くか ・・ どれくらい掛かりそうか
    予定と心構えが出来て いい


  余裕のある時は、これまで通り
  MAPを見ては
   「まだ? 行き過ぎ? どっちだ?」 ・・ 謎解きと
   初めての風景での、観光歩き

  イヤーラウンド歩きは
   状況に応じて、歩き方を選択出来るのがいい

 2DWなどのイベントスケジュールも今年は、JVAのHPで調べることが多かった
   今後 ますます お世話になりそうだ
 
 今回、山里歩きになりそうで しっかり予習
   1ヶ所曲がる所を間違えると、とんでもない事になりそう (無かった訳ではない)

 カフェリュン加茂駅前
  0774-76-7854
 〒619-1152
  京都府木津川市加茂町里東鳥口6-10
  JR大和路線「加茂」駅西口から徒歩1分
 受付:8:00〜12:00
  休み:(木曜日*)・元旦
 コース:11・12・13q
   [500選:京都-05] 18q

  * KWAのHPでは(木曜休み)となっていたが
    カフェリュンのHPでは 元旦のみ休み


 KWAコース紹介には
  南加茂の里山から、
    当尾(とうの)の石仏を巡る。
  名刹・岩船寺と浄瑠璃寺では
    四季の花と風情を楽しめる。
  「歩きたくなるみち」コース。


 石仏のみちは
  御本陣山 321mの頂上付近まで
  アップダウンの山里のみちらしい

 ---------------------------
 JR大和線「加茂」駅となっているが
  Yahoo! 地図では「関西線」
  最近のJR路線名は細切れで
  却って 判りづらい
 京都府とはいっても、奈良県境 ・・ 地図を見ていると若草山(三笠山)はすぐ南
      愛知からだと、東名阪:伊賀上野経由 ・・

   三重県:だんじり会館は、10qコースだけのWST ・・ 帰りに余力があれば、W-YRも?

 -----------------------------------                 2.26 記
 若草山(奈良市)がすぐそばなので、こちらのWSTに寄ることも ついでに検討
   奈良県の北部(奈良市内)に1ヶ所:スポーツ館 ミツハシがあった
   加茂駅前から 車で、11.1q 23分の距離
   コースは 10qだけ ・・ JVAの一覧表のMAPは、残念ながら「リンク切れ」で開かず

  この日の第2 SG(ステージ)の候補B 
   ・・ いづれにしても、第1SG 歩き終わってから考えよう ・・
 
YRW カフェリュン加茂駅前 :当尾(とうの)の石仏を巡る 18qを歩く
 愛知県から東名阪〜 三重県・伊賀上野で 163号線に入り西へ
   ナビが、「京都府へ入りました」   (・・ 滋賀か奈良県を経由すると思っていたが)
     えっ? 三重と京都の県境! ・・ 「知らんかった ・・」

 8:20 JR関西線(大和路線):加茂駅前駐車場へ
   駐車台数:22台と少なく 「空いているか」が懸念事項だった
   最近珍しい管理人さんのいる駐車場 (自転車置き場もあり、そちらも兼ねているらしい)
     50台分くらいのスペースがあったが、管理人さん「定期契約もあるので、ここに停めて下さい」
      ・・・ この時点で残りがどれくらい空いていたのかは判らなかった
     (駅の反対側にも 駐車場はあるが、こちらも 駐車台数 17台)
   営業時間 6:30〜22:30
   150円/1時間 4時間以上は750円
    「支払いは先払いで、4時間以前に出る時は 払い戻し します」
    「22:30以降も 出口は締めないので、それ以降まで停めても大丈夫です」

 駐車場 向かいの 「カフェリュン」へ
   「Lune」 ・・ これで「リュン」? ・・ 入口に「ウォーキングステーション」の看板

   「歩きに来ました」 ・・ 「初めてです」
   「500選はどうされますか?」 ・・ 手慣れた対応だった
 
 8:30 スタートして
  跨線:加茂駅通路で、線路の東(左手)へ
  コースは、左奥の山(丘?)中で 「石仏巡り」

  WSTで貰ったMAP(JVA HPで閲覧済み)は、A3白黒 ・・等高線もクッキリ見えている
    隅に小さく[(V1.00 110505A]  ・・ 2011年作成 ・・ YRWのMAPでは、それほど古くない
 加茂駅前 東広場の端に 「大仏鉄道」の遺構と説明

  1898(明治31)年から10年で廃線となった「大仏鉄道」
   (加茂駅〜黒髪山トンネル越え〜大仏駅-奈良駅:約10q)
   加茂・木津・奈良に数少ない遺構が点在する

  この日のコースとは、ずれる ・・ (11・13qコースに「大仏鉄道遺構巡り」の文字)
   それにしても、奈良は近い
 駅前の広場・住宅地を抜けて ・・
   どうやら、道路の向こうの田圃道がコース?!
 田圃道は曲がっている
   「MAPのコース線はまっすぐに見える?」 ・・ 半信半疑で突当たりの丘のみちを左折

   「常念寺」を見つけて、一安心 ・・ コース OK!

 「常念寺(じょうねんじ)」  MAPの「観光スポットのご案内」には
   天台宗盛宗の寺で室町末期、東大寺僧盛憲によって創建されました。
   元は船屋にありましたが正徳2年の大洪水で現在地に移りました。
   本尊は阿弥陀如来立像です。
 「常念寺」から みちなりに進んで 丘を上る
 広い道路に出て、さらに 丘を上る ・・ 周辺は、新しそうな住宅街
 住宅街の峠を越えて、下りに入る ・・ 相変わらず、住宅街が続く
   MAPに 「信号を横断(坂口歯科角)」を目印に ・・ 道路の反対に渡りそのまま進んだが
   「1本奥(=住宅1軒分)のみちに入れ」という事だった・・(確かに、信号横断だけでは意味不明だ)

  (間違えたまま) 橋に近づき、「みちが無くなる?」
    この辺り、MAPと位置関係が曖昧で 取りあえず左折
    ・・ しばらく進んで 右手に太陽が ・・? 「東に進んでいる?」

  「バス停」通過 ・・ MAP拡大図の中にも 「塚穴公園前バス停」
    間違いに気づき Uターン
    ・・ 距離にして 200mほどだったが、「これでいいのか?」と スピードダウン
 引返して、「小川医院」「小西歯科」「山本医院」の続く通りへ戻る

 角に「薬局」を見つけて  ( ・・ 先ほど、このみちを向こう側から来て通り過ぎた)
   左折して 進むと直ぐに 病院が見えた
 拡大図部分の住宅街を進んで、「山本医院」通過し
 左カーブの終わった所で、右折 ・・ 突当たりの階段を下りる
 階段を下りて、住宅街の下へ
 住宅街を離れると、田圃が広がっていた
 MAP拡大図の続きに 「最初の分岐を右へ」・「次の分岐を左へ」となっているが ・・
   「最初の分岐を右へ」は、川から離れてから ・・ 左の写真では 早すぎる

   右の写真 ・・ この辺りだが、「右へ」にしては、細そうなみち ??
     もう少し先にある? ・・ 迷いつつ、みちなりに「左」に行ってみる
 左に進んで ・・ 「右」への分岐

   しばらく進むが、山間の田圃道 ・・ 「次の(左への)分岐」がない
   先ほどの「?」地点から ・・ 300mほど進んだ所でUターン
 「?」地点の「右へ」のみちを入ると
   すぐ(10mくらい)で 分岐 「(次の分岐を)左へ」

   細そうに見えたが、進むと「軽トラ」なら 通れそうなみち
 みちの下に、田圃が広がり、その向こう側の丘の下を 車が走っている ・・ どうやら、復路
 一瞬 車道(752号線・・復路のコース)の角に入って、「加茂青少年山の家」に左折

   MAP(右上から来て、右下に向かう所)では、近づくが 僅かに離れている
     細かな部分だが、MAP頼りで 歩く時は「???」発生
     ここは、「・・ 山の家」案内看板で それほど迷わなかった
      下の 補助矢印には 「・・山の家 0.3q」・「大門仏谷磨崖仏0.6q」の文字

   細くなると地図に 「みち」が書かれていないことも多い
 集落のみちを進んで
    集落端の「大きなお宅」が 「京都府加茂 青少年山の家」 ・・ (写真の)右端道路に看板
    MAPの(WC)表示で 山の家に入ってトイレ休憩
  10:00 ・・ (GPS 6.4q) コースの 5.5q地点くらい
    (1qは余分に歩いたかもだが 1.5時間 ・・ 想定内? ・・ 復路は幹線道路で迷わない)
 「山の家」を出ると、山みちに入る
   MAPには「拝所大門ほとけ谷 阿弥陀磨崖仏」の表示

  探しながら歩いて、看板と説明板を見つけた
    肝心の「阿弥陀磨崖仏」は ・・ 看板の左奥の崖下に、小さく写っている
 ズーム
   この地域が「石仏巡りコース」
 
 当尾の石仏 ・・ 少し長いが「コースのメインテーマ」なので (Wikiより) 抜粋引用
  当尾磨崖仏(とうのまがいぶつ)文化財環境保全地区は、木津川市東南部にある京都府指定の
   文化財環境保全地区である。
  浄瑠璃寺と岩船寺を結ぶ山道1.5qを中心として広範囲に平安時代から室町時代の石仏や
   石塔が点在する地区で、当地の石仏群は一般に当尾の石仏と呼ばれる。

  当尾地区は、京都府の南端、奈良県と境を接する位置にあり、浄瑠璃寺、
   岩船寺(がんせんじ)などの古寺や鎌倉時代の石仏が点在する。

  当地区は奈良盆地の北縁の丘陵地帯で、行政的には京都府に属するが、
   文化的には古くから南都(奈良)、特に興福寺との関わりが強い。
  当尾の地名が記録にみえるのは室町時代以降で、それ以前は小田原と呼ばれた。
   丘陵の尾根の間に寺々の塔が見えたことから「塔ノ尾」と称されたのが
   当尾の語源ともいうが、はっきりしない。

  平安時代後期には、既存仏教寺院の俗化を嫌った僧らがこの地区に隠棲して庵を建立し、
   念仏や修行を行った。
  『拾遺往生伝』によれば、興福寺出身の僧・教懐(11世紀の人)は、この地に隠棲して念仏に励み、
   「小田原聖」「小田原迎接房」(ごうしょうぼう)と称された。
   教懐は晩年、高野山に上り、高野聖の祖とされている。

  『浄瑠璃寺流記事』(じょうるりじ るきのこと)によれば、小田原には長和2年(1013年)に
   随願寺(東小田原寺)、永承2年(1047年)に浄瑠璃寺(西小田原寺、九体寺)が建立された。
   九体阿弥陀堂と浄土式庭園で知られる浄瑠璃寺は現存するが、随願寺は廃寺になり、
   寺へ上る石段と礎石だけが残っている。

  東小田原・西小田原は、東小(ひがしお)・西小(にしお)と略称され、木津川市の地名として残っている。

  地区内には磨崖仏(自然の岩壁に直接彫った仏像)を含む石仏や石塔などの石造文化財が多数残る。
   石仏の多くは鎌倉・室町時代のもので(一部平安時代のものもある)、在銘の遺品も多い
 MAPでは 次は「首切り地蔵」を通って ・・ 「岩船寺」を回ってから ・・ 「浄瑠璃寺」へ
   案内看板 「←浄瑠璃寺 石仏めぐり」で、左へ
   山みちを上っていくと、集落
 道なりに、集落の中を進む ・・ 崩れそうな門のお宅は、どうやら無人
   横を通り抜けて、「大門石仏群」の看板(MAPには書かれていなかった)
 MAPには鳥居マークだけ
   通り過ぎて、「首切地蔵 (阿弥陀石仏)」の看板 ・・ 消防?の敷地内に入る
 在銘石仏で当尾では最古のもの
 一旦、752号線に出て 「石仏めぐり 岩船寺」に向かう

   「藪の中三体仏」看板を見つける (MAPには「ヤブの地蔵 三尊磨崖仏」の表示)
     復路で通るので、一旦 そのまま通過
   すぐ、「石仏の道(ハイキングコース)→」「(歩道)岩船寺→」の案内矢印  「←岩船寺(車道)」

   MAPにある 「あたご灯籠」を探す ・・ もう少し、(左の)752号線の先?
 752号線を400mほど進んで、先ほどの「石仏の道」へ引返す

  30mほど進むと、「あたご灯籠」がありました
    MAPを後から見ると、確かに752号線から 脇道に入っているように見える
 「あたご灯籠」の隣に 案内板
    「岩船寺 1.7q:手前へ」は、先ほど行きかけた 車道752号線でのルート
    「石仏の道-岩船寺 1.2q:まっすぐ」 ・・ こちらが、コース

    山里らしい、林道に入る  ・・ この辺りは、復路でも歩くみち
 次の石仏は 「カラスの壺」・「唐臼の地蔵 阿弥陀磨崖仏」
    MAPには、隣り合わせに表示してある

  矢印看板発見! ・・ 案内は 「阿弥陀如来座像・地蔵菩薩立像」
   みちの10mほど奥の 岩に刻まれた 「座像」が見えた

  「唐臼」は「カラス」らしい ・・ 「地蔵菩薩立像」は?
 「阿弥陀如来座像」の左側に 「おられます。」
    参拝しょうとしたが、足元が悪く これで精一杯
 30mほど離れた所に、「唐臼(からす)の壺」
   先ほどの説明板「からすの壺二尊」
   ・・「からすの壺」は地名代わりの表現?
 「唐臼の壺」 ・・ 隣の案内板
   次は ・・ 400mほど先の周回路で 「一願 不動明王石仏」〜「岩船寺」〜・・〜「わらい仏」
     「一願不動明王石仏」と「わらい仏」は周回路入口の左右で近い

 案内板にある「内ノ倉 不動明王像」は、別の石仏のようだ
   案内板を眺めていると、地元の人らしきウォーカーさんが
     「左に行けば、岩船寺に行けますヨ」と教えてくれた

 山里のみちだが、思った以上に 開けていて「みち」が沢山ある
   MAPでは、そこまで 細かい「みち」は、書かれていない
 尾根道を 400mほど上がって
 周回路入口に到着
   「左:一願不動・岩船寺 0.4q」 「正面:わらい仏・みろくの辻磨崖仏 0.8q」

   MAPに周回方向は書かれていない
     「岩船寺」までが近い、「一願不動」から向かう事に ・・ いきなり、石段が始まった
     勾配があり、手すりにつかまって体を引上げる
 上がるのに 精一杯
    「こんなに大きな岩 ・・ 石仏を彫る材料には事欠かない」
    頭上を見る余裕もなく、気付くと 「一願不動明王石仏」は 通り越したようだ
 5分足らずで、石段のみちを抜けて ・・ 平坦路へ
   曲がりくねったみちを進むと 開けたところに出た
 「岩船寺」到着
   県道(752号線が繋がる)47号線沿い ・・ 参拝客も多いようだ

 「岩船寺(がんせんじ)」山門 参拝  MAPに「観光スポットのご案内」として
  天平時代、聖武天皇の勅願で行基の創建と伝えられています。
  本尊阿弥陀仏如来像、三重塔、石室不動明王、十三重石塔などの重要文化財を持ち、
  あじさい寺としてしられています。

  11:00 GPSでは 9.6qとなっている/2時間30分  ・・ この1時間で3qちょっと
   上りはあと少し 後は、下りと 車道の1本道?
   ・・ W・YRを考えると12:45には ゴールしたい
     (残り9q?  ・・1時間45分 ・・少し上りを残しており微妙なタイミング)
  「石仏巡り」は人気のようで、バス停の案内まである
    歩いて来たのは、左上の「山の家」から、真中の「唐臼の壺」を通って右上の現在地へ
    (最寄りのバス停は「岩船寺南口」1.5q! ・・ 石仏巡りの人達には問題ない距離)

  コースは、茶色の「遊歩道」で、現在地から 時計回りに 「三体地蔵」〜「笑い仏」へ
 駐車場脇を通って、山間のみちへ
   3分ほど歩いて ・・  「御本陣山 321m」 山頂に一番近い (GPS 290m地点)
 傾斜が緩やかになった所に
   「三体地蔵」の案内板  ・・ 後ろに階段
 案内板がないと、通り過ぎそうな高さにあった

   「三体地蔵」を過ぎると 下りみち ・・ 積もった落葉に滑らないようにして進む
 「弥勒の辻磨崖仏」 ・・ コース折返し点
  
 弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ) 説明文には
  銘文:文永十一年(1274年)
  笠置寺の弥勒如来磨崖仏を写したものとして有名です。
  笠置に近い当尾で弥勒信仰を物語る貴重な作例といえます。
                     加茂町観光協会
                   (社)京都府観光連盟
 写真は判りづらいが、線彫りがしてあった
 周回路入口に向かう
   ・・ MAPに書かれていない分岐  微妙な矢印の方向だが
   「石仏の道から 浄瑠璃寺 1.5q」を選択 (メインと思える 左下のみち)
 頭の上くらいに 案内看板 (足元を見ていると通り過ぎそうだった)
   「眠り仏(地蔵石仏)」 ・・ 「長い間土の中で休んでおられました」

   少し、石段を上がると
 笑い仏(わらいぼとけ)  ・・「観光スポットのご案内」
   当尾の石仏の中でもっとも有名な仏様です。
   優しい笑みをたたえた阿弥陀仏三尊は、心を和ませてくれます。
   鎌倉時代、東大寺再興のため遠く中国から招かれた石工「伊行末」の子孫が作者です。
   銘には永仁7年(1299)とあります。
 周回路入口まで 戻ってきた
    752号線「ヤブの地蔵」までは、来たみちを戻る
    途中 15人ほどのリュック姿のグループとすれ違う
    地元の人らしい、1〜3人連れも時折見かけた
   まだ 2月の平日 ・・ 季節になると賑わいそうなみちだ
 「やぶの中三尊」 ・・ 道路から少し入って

 正面に 地蔵菩薩立像
  向かって右に錫杖を持つ長谷型 十一面観音菩薩立像
  左の岩には阿弥陀如来座像
 銘文にある弘長二年(1262)は当尾石仏にある年号銘中最古のもの。
 752号線の歩道を進んで、「浄瑠璃寺(じょうるりじ)
   周辺はちょっとした、門前町
 お休み処「塔尾茶屋」
  丘陵の尾根の間に寺々の塔が見えたことから「塔ノ尾」と称されたのが「当尾」の語源

  みやげ物屋さん ・・京都の漬物やくず・木彫り・信楽焼
 浄瑠璃寺の立派な門を入って 少し庭をのぞく
 「浄瑠璃寺口」交差点で 県道44号線に合流するまで 752号線歩道を進む

 「長尾の阿弥陀磨崖仏」
   阿弥陀如来座像
   銘文徳冶二年(1307)
  立派な屋根石をもち、美しい蓮弁の台座をもった
  定印の阿弥陀如来座像
 5分ほど歩いて
   道路脇に 「たかの坊地蔵」
 MAPに「ツジンドの焼け仏」と書かれている
   道路脇に注意しながら進むが
    ・・ 「さかぐちばし」 どうやら、見落としたようだ
 田圃の向こう側、一段上がった所が 往路:山の家からのみち
   この辺りまでが 「石仏巡りルート」だった
 「県道44号線」に合流して  次のバス停横の 池沿いに「高田寺」へのみちに入る
   MAPに注記もないので、予習していないと 見過ごしそう
 集落の中を進んで
 「高田寺(こうでんじ)
  真言宗のお寺で本尊薬師如来座像は、重要文化財です。
   保安の年号(1120〜24)と藤原実方の歌が台座裏に書かれていたことで
   藤原時代の彫刻と判明しました。
  夜遊び地蔵も有名です。

 これで、MAPに紹介されていた 石仏巡りは完了 ・・ 「一願不動」・「ツジンドの焼け仏」の見落し
   あとは、約2qのゴールを目指すだけ
 道路の先は 田圃が無くなり、びっしりと住宅が立ち並んでいた

   手前に見える「小西歯科」 ・・ 往路で迷って探した「医院通り」の一つ
 こちらでは、「小川医院」の看板も見える  ・・ 往路との最接近点
   コースは 44号線を道なりに左カーブ
    44号線は、加茂駅に近づき 「右・左」と折れ曲がるが
    コースは、44号線から離れて 狭いみちをまっすぐ 「加茂小」にぶつかり
    左折して、関西線線路沿いへ
 線路沿いに飾られていた「蒸気機関車」

  わたしのなまえはC57 56です
   1937(昭和12)年生まれ。石炭をもやして蒸気をつくり、その力ではしります。
   急行列車をひいて、はやく走るために、大きな車輪をつけてもらったら、スタイルもよくなりました。
    だから、わたしのニックネームは「貴婦人」。
    上品な女の人のようなかんじがするだそうです。
    このあだ名も自慢のひとつです。
   わたしのはたらいていたのは、すぐよこを通っている関西本線。

  小学校の隣での展示を意識して、漢字に全部振り仮名が振ってあった。
 駅前到着 ・・ 13時を過ぎていた
   ゴールすると、「18qまで印刷されたIVVシート」が用意されていた。
     ・・ YRWで 距離まで記入された、シートはめずらしい

   もう一カ所WSTに寄るには ちょっと微妙だが、ここでランチを食べることに

  次週に迫った「京都ツーデー」のポスターが 飾ってあった

  その上に 「2月の定休日」のお知らせ
    2月4日(木) 17・18日(水・木 連休) 25日(木)
  JVA:HPには「元旦」のみ  KWA:HPでは +「木曜日」
    店のHPは、「元旦」のみ
  ・・ 「木曜」は やっている? やっぱり 訪問は避けた方が良さそう

 晴れで気温は8℃ほど
  風が無かったので、歩きやすかった

 YRWとしては、珍しい里山(山みち)歩き
  WST(基地)40mから、最高点290mへ
  途中 石仏巡りしながらの 面白いみちだった

 8:30 スタートして ゴール 13:10
  18q/4時間40分 (3.86q/h)
    結構迷って、1.5qほど遠回り
    (18+1.5)qとしても、4.2q/h
  GPSは 距離 = 17.7q!となっていた
   (最近 使いだした スマホ 「山旅ロガー」は
    特に曲がりくねったみちは、距離は短め?)

 初めてのコースは
  4q/h に届かないことも 多い
 このコース 前半は
  想像以上に 分岐のみちがあり
  「どっち?」と悩みながら ・・ 結局、間違えた
  などあり、スピードは上がらなかった
 その分、みちを楽しんだ?

 このWSTには
  11・12・13qのコースもあり
  「大仏鉄道遺構巡り」もある
  (多分)アップダウンのみち
  ・・ 次回 歩くなら、
  「奈良:ミツハシ 10q」とのセット歩き?
 13:45 に店を出て、帰途の「伊賀上野WST」まで 30q:46分
   10qのコースを歩くと、受付時間(9:00〜17:00)内に ゴール出来るかは微妙だが
   取りあえずは、寄ることに   ・・ その、レポは後日
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