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(Bコース)6月24日(土) イヤーラウンド 琵琶湖疏水と旧東海道を歩く 12q
   前週と同じ 大津:小川酒店さん 山科:リカーコレクション 龍野さんを歩く

 変更点は
  大津:大津京を訪ねる道はコース順打ち(時計回り)で 途中「小関越え」へ
  山科:「小関越え」〜初めてのコース「琵琶湖疏水と旧東海道」〜「小関越え」で大津に戻る
 
 コースは北東(右上)の「小関越え」
  Yahoo!地図では 2.46q 高低差 約100m

 イヤーラウンドコースの「ローソン」さんから 琵琶湖疏水沿いを歩いた後
  旧東海道で「WST を経由して」戻り ・・ 「小関越え」で 大津に復帰する
 736 「小関越」スタート
  すぐに 「石造小関越道標」(写真略)と その説明文
 
 かって東海道の間道として利用され、西国三十三所観音巡礼の
  第十四番札所:三井寺と第十五番:京都今熊野観音寺をめぐる巡礼道でもあった
 住宅街の道を山に向かって進み
 住宅地を抜けることから、みちは細くなり
  車は 広い場所で譲り合いながらすれ違い
 途中から 道も広くなり 車も楽に通り過ぎて行く
  木陰が続く 歩きやすいみち
 17分で どうやら峠?

 地蔵堂があり
  もうすぐ「峠みち」唯一の分岐 ・・ 探しながら進むと
 ありました
  「逢(あ)のみち 湖(こ)のみち 山歩(さんぽ)みち」:大津散歩道 の案内板

 地図は下が北
  真中に「現在地」 ・・ 左下の方に 通って来た「長等公園」や
  その下に 「琵琶湖疏水」の文字も

 車道は、右にカーブして行くが
  少し細い 真ん中のみちが予定のコース
  一番左の 途中で消えているみちは ・・ どうやら、通る人のないけものみちになっていた
 分岐のみちに入って 「大津市企業局」の裏側を通り過ぎる
  事前に確認しておいた「目印」 ・・ 峠付近の建物は これしか地図になかった

 「大津散歩道」の案内板があったので 結果的には不要の目印だった
 勾配のある坂みちもあり どんどん 下る
  ・・ 何時間か後の 復路=上りも 元気に歩けるだろうか?
 今度は「琵琶湖疏水」案内看板

 フェンスの向こうに「第1竪坑(シャフト)」

 明治18(1885)年に 第1トンネルは大津の三井寺下と藤尾の両端から掘りすすめられました。
  同時に、全長の1/3のところに第1竪坑(たてこう)を掘り下げ、その底から東西両側の
  出入り口に向けて掘りすすめ、明治23(1890)年に 第1トンネルが完成しました。
  竪坑の深さは約50mあり、工事の促進・換気・採光のためにつくられました。
 「第1竪坑」を通り過ぎて 5分ほどで
  「普門寺」横を通って、「国道161号線(西大津バイパス)」をくぐる
 810 山科のコース「琵琶湖疏水と旧東海道」北東端 の「ローソン」
  GPSでは 峠越えの距離:2.6q (Yahoo!地図 2.46 誤差範囲) ・・ 34分

 山(峠)の西側は 山科(=京都市)と、思い込み
  コンビニの看板や建物が押さえた感じ ・・ 「さすが京都」  景観に各種制限あり?

 先週この近くで 「大津散歩道」案内板を見て不思議に思ったが
  「竪坑」の説明では 大津市藤尾 ・・ 確かにこの辺りは「大津市」だった

 「峠みち」は 思っていたより 歩きやすいみちだった
  「Bコース 逆打ち(逆回り)で 今日も早朝ウォークにする?」 ・・ 即決

 コースMAPは先週歩いた時に 3点セットされていたので、そのまま貰っている
  A3白黒だが、路地みちも入っていて 迷う事はないだろう ・・
 逆打ちだと 「井筒八ッ橋追分店」まで 同じみち
 
 先週のMAPにあった 「藤尾小前信号の細い道を下る」のコメントがない
  MAPのコース線は左の「国道161号(西大津バイパス)」に くっついて描いてある
 「側道があるのかも」
  「歩道もないし、ウォーキングコースじゃないヨ」
  ・・・

 「バイパスの地下道を歩く」 ・・ どうやら、「バイパス」そのものに入り込んだらしい??
  「かなり怪しく・アブナイ 二人連れ歩行者」状態
  サッサと脱出しないと、通報されかねない

 「井筒八ッ橋店」 横に行きたいが、分岐もなく 通り過ぎる
 高架から下りてきて 「取りあえず 歩道に避難」 といっても
  車だらけ (前のトラックは路側帯で停車中 ・・ 3台並んでいた)

 右側、フエンスの無くなった所で 右が道路を横断
  「井筒八ッ橋店」は左側にあったので、前方の歩道橋を渡って引返す事に
 歩道橋から 歩いた所を振返る
  「R161:敦賀 」の先 ・・ 左に分岐し その先(判りにくいが)高架が左カーブ

 青い道路標識 右端の先の高い建物が「井筒八ッ橋店」
  ・・ とんでもない所を歩いた 7分間だった
 歩道橋から 東に戻って
  「井筒八ッ橋店」横の 「陸橋を渡る」 ・・ コースに合流

 コース「順打ち」だと、その後「バイパスの地下道を歩く」
  その先で、「細い道を上がって 藤尾小前信号」に出るので
  「藤尾小前の細い道を下る」は 不要

 先週 「逆打ち時、コメントの無い分岐になる場所もあるので要注意!」と
  反省したばかりなのに ・・
 歩き出して、3分もすると 「逆打ち」している事自体を 忘れている ・・・
 気を取り直して MAPを確かめ
  先週曲った「牛尾山」への分岐を通り過ぎる

 MAPに「陸橋を渡る」となっており
  陸橋上り口に 「旧東海道をお歩きの皆様」への 案内
  陸橋の50m先の三叉路を右に進んで 旧三条街道へ

 この陸橋は 先ほど「危険な道」から脱出して、渡った「陸橋」だった
  ・・ これで、距離の辻褄は合った
 真直ぐ西へ
  このみちが、「旧東海道」
 先週歩いた 「旧三条四宮信号」や「山科地蔵」を取り過ぎ
  「山科駅前通り」横断し
 847 WST:リカーコレクション龍野さんで
  「早朝ウォーキング」手続きを手短に済ませ ・・ 「×××」も頂く
 僅かに残る「旧東海道」の雰囲気
  「京都薬科大」前を通り過ぎ
 県道143号線(三条通)に合流して
  JR東海道本線をくぐってすぐに 「陵が岡 みどりの径」
 MAPにも「みどりの径」のコメントがある
  気持ちのいい散策路 ・・ ここも、廃線跡?

 「みどりの径」に入って 3分
  すでに、左折ポイントを通り過ぎていた
 「みどりの径」の歩きやすさに どんどん(400mほど)進んで、「県道143号線」
  地下鉄:御陵駅 ? ・・ やっと、コースアウトに気付く

 MAPをしっかり見ると、「みどりの径」を歩くのは ほんの100mほど
 路地みちも判るMAPなので、見当をつけて 住宅街を南下
  これぐらい?
  通りを見渡すと 「旧東海道」 の案内看板を見つけた
 県道143号線を越えるまでのみちより 一段狭くなった住宅街のみち
 山際にくっつき 一段と道幅は狭くなる
  一方通行の道だが、案外通行量は多い
 MAPコメントの「旧東海道碑」
  すぐ下は、県道143号線
 143号線(三条通)に合流し
  ・・ このまま西進して、「蹴上」から 「三条」に至る 交通量が多い

 「牛車モニュメント」
  平成9年10月の京都市営地下鉄東西線の開業に伴い廃線となった京阪電車京津線の軌道敷を利用し
  ・・・ 往年の牛車道を模した広場を設置する
                                平成十六年一月 京都市

 「牛車モニュメント」と書いてあるので 「牛」のいる像をイメージしたが ・・
  10年ほど前の設置 ・・ 奥のモニュメントは壊れていた

 928 Bコース(6q地点)最西端 ・・(Aコーススタートから11.0q)
  後半は 「琵琶湖疏水」沿いに 6q東へ進むと ゴールの 「ローソン」
 GPS Bコース分
  距離は 若干のコースアウトを含め ちょうど 12.0q
   (Aコースからの分岐からでは 小関越含めて 17.2q)

 コースアウト 2ヶ所:地図が大きいので 実際のコースアウト距離は左程でもない
  後半は ピッタリ 「琵琶湖疏水」沿いを歩いたので コース通り
 標高グラフはAコースを含めて記載
  最大標高差:164m
  往復した「小関越」の高さや山の形(非対称?)が違うが、誤差範囲

 参考に「びわ湖湖面標高:87.5m」を入てみた ・・ 「琵琶湖疏水」との関係が良く分かる?
 「牛車モニュメント」で折り返して
  県道143号線(三条通)を東へ 500m  (MAPに)「佐々木内科」で左折(北上)
   ・・ 逆打ちする時は、この目印が無いと 判りづらい
 細い住宅地のみちを北上し、丘の一本手前で左折
  (行きすぎても 丘にぶつかり 「琵琶湖疏水」がありそう)
 住宅地のみちを進んで
  MAPコメントの 「日本最初の鉄筋コンクリート橋」
 橋は「現役」で 通れるようになっていた

 「扁額でたどる 琵琶湖疏水」の「第3トンネル入口部の扁額」説明板

 過雨看松色(かうしょうしょくをみる)
  松方正義 筆
  時雨が過ぎるといちだんと鮮やかな松の緑をみることができる(唐・盧綸の詩)

 ここでは、「京都市上下水道局 HP びわ湖疏水:疏水名所案内から」引用転記 (コピペしています)
  同 HPの「琵琶湖疏水のご紹介」も読みやすくまとめられ

 疏水開発の歴史と、現在でも大きな役割を果たしている事が判った
 舟を通した 琵琶湖疏水 トンネルの高さも十分あると納得

 紅葉が多く
  紅葉の頃は いい撮影スポットになりそうだ
 案内板で見ると
  先ほどの橋の先は(右上拡大図に) 「至 南禅寺」

 コースは 東(右手)に向かって 第2トンネル・第1トンネル と疏水を遡る
  ・・ その先は、三井寺やびわ湖   第1トンネルの上にみち(小関越)

 ちなみに、西側(第3トンネル出口)の扁額は
 美哉山河(うるわしきかなさんが)
  三条實美 筆
  なんと美しい山河であることよ
 くにの宝である美しい山河を守るには、為政者の徳と
  国民の一致が大切との含意も(史記・呉記列伝)

 その先の「疏水合流トンネル」や「蹴上”ねじりマンポ”」などにも それぞれの扁額
 疏水沿いの遊歩道を進む
 第1トンネルから 200mほどで 第2トンネル出口

 隨山到水源(やまにしたがいすいげんにいたる)
  西郷従道 筆
  山にそって行くと水源にたどりつく

 いかにも歴史的な外観 ・・ これが、建設当時の姿?
 トンネルの上は 住宅地の狭いみち
 第2トンネル入口(東口)

 仁似山悦智為水歓歡(じんはやまをもってよろこびちはみずをもってなるをよろこぶ)
  井上 馨 筆
  仁者は知識を尊び,知者は水の流れをみて心の糧とする(論語)

 文字の見える所まで行って撮影したが
  達筆過ぎて読めなかった
 MAP通り 一旦疏水の北側に渡って
  疏水沿いの 「永興寺(ようこうじ)前公園」 を通り抜ける

 「京都の自然二百選 琵琶湖疏水(山科域)」 の標示に並んで
 「マムシに注意」 ・・ 見つけても近づいたりしないよう注意してください
   勿論 見つけたくもない
    ・・ 疏水 南側に戻ったのは MAPより手前の橋だったかも

 公園には「ジョギングコース 総合案内板」もあった
  片道 3,300m ・・ 略図入りの説明 と
  100m/45秒〜30秒のペース早見表 ・・ 1q/7'30"〜5'00"
  案内板には 京都市建設局公園管理課

 ・・ 「疏水」は水道局 「遊歩道」は建設局 らしい
 真直ぐな疏水
  時おりジョガーさんが走り抜ける
  散策する人や リュックを背負ったウォーカーさん達ともすれ違う

 右側は「天智天皇陵」 左は「大本山本圀寺」
 「天皇陵」を通り過ぎ 下から電車の音が聞こえて

 この辺りが 一番線路に近い所 
  写真右側で ・・ 「京阪電車」の線路の上を 一番手前の「JR東海道本線」越える所
  右奥の大きな建物は 「京都薬科大学」
 「山科駅」まで 直線 400m
 「疏水」は山裾に沿って 一旦 北にあがる
  ジョギングコース:2000m地点の表示
 「洛東高校」を通り過ぎた所では
  (写真では 判りづらいが) 小川の上を「疏水」が通っている

 「疏水」 今度は南にさがる ・・ かなり蛇行
 新しそうなトンネル ・・ 扁額もない ・・ 覗きこむと、向こう側「入口」まで見えた

 「扁額でたどる 琵琶湖疏水」には 「諸羽(もろは)トンネル」の名前が付いていたが
  トンネルについての、説明はなかった
 「山科疏水公園」
   ・・何らかの理由で 新しくトンネルを造って 「疏水跡を公園」に?
 
 公園では「フライングディスク」を 珍しく年配の方たちが 楽しんでいた
  公園出口が 「3300m ジョギングコースの終点」
 「諸羽トンネル」 入口側は まだ工事が続いていた?

 明治23(1890)年
  第一疏水完成以来 125年 ・・ 現役運用のため 維持管理 改善も続けられていた
 先週 悩んだ分岐点
  今回は きっちり 左側「琵琶湖疏水」沿いを歩いた
 小さな橋の下に
  レンガ造りの基礎?

 右側は 現代の水門
  昔は 水運のため 何ヶ所かに「閘門」があったらしいが その関係?
  現在 舟は「疏水管理」の為に 使う事があるらしい
 「扁額」説明板と その奥に 第1トンネル出口(西口 大津市:藤尾側)
  ここの扁額が一番見えづらかった

 廓其有容(かくとしてそれいるることあり)
  山縣有朋 筆
  悠久の水をたたえ、悠然とした疏水のひろがりは、大きな人間の器量をあらわしている 
 1054
  イヤーラウンドコースの北東端:ローソン到着
  ここで 昼食用の お握り・パンを購入
 朝歩いた 「小関越」
  一度歩いているので、気分的には楽だが ・・ 結構な勾配
  ゆっくり 上がっていく

 人気のみちらしく 数組のウォーカーさんとすれ違った
 峠で 車道に合流
  昼前の この時間は 車は少なかった

 買った お握りを食べながら、ゆっくり下る
 1132 Aコースとの合流点に戻ってきた
  「小関越」復路は 38分

 最後に「小関越」のアップダウンはあったが、
  「疏水沿い遊歩道」以降 木陰のみちで歩きやすかった

 ・・ Aコース:「大津京を訪ねる道」に 復帰 >>
 イヤーラウンドコース部:12q 小関越 往復:5.2q 合計:17.2q
  途中アブナイコースアウトもあったが 4.37q/h ・・ 初めて歩いたみちではまずまず

 コースとしては
  アップダウンとフラットな木陰の多い遊歩道 (旧東海道の狭い道に車は閉口するが)
  変化があって面白いみちだった
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