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1日目:1月23日(土) 第24回いぶすき2DM 山川ステージ を歩く 40q
   初めて参加する「いぶすき菜の花マーチ」
   1日目の「山川ステージ」の会場「フラワーパークかごしま」へは
   事前にメール確認しておいた、宿近くのシャトルバス乗り場で 5:55発

  前日、宿に入る前に 場所も確認していて準備OK
   6時前はまだ真っ暗(日の出は7時15分)
   徒歩5分だが 少し早めに宿を出ようとしたら ・・ ナント! 雨が降っている
  1週間前から 毎日予報確認し 「土曜日:曇り」で 傘マークが付く事はなかった
    (日曜日:一時雨 ・・ 一時雪の予報になる時もあった ・・)

 シャトルバス 5:53 に来て 「出発は 55分です」 ・・ 時間通りに出発
   「指宿駅 6:10 発」を経由して行くのかと思ったら別便
     (鹿児島市内宿泊でも 早い電車なら間にあうそうだ ・・ 電車70分ほど掛かる)
   こちらは、幾つかのホテル(そばの臨時乗り場)経由し「砂むし会館」で15人ほどが乗車
 
 6:25 会場到着
  写真は6:56撮影 受付・スタート準備が一段落して 気が付くと 開聞岳が薄らと見えた

  到着時は テントにライトは点いていたが 周囲は雨も降っており、真っ暗
    受付けて、「ゼッケン記入は向かいのテーブルで」と 聞いたが 広くてよく判らない
      人が固まっているのは、出店用テントに雨宿りしているだった

    やっと見つけた、記入用テーブルには 筆記用具が置いていない
        (まだ一番端のテーブルに まとめて置いてあったようだ)
    急な雨で スタッフさん達も泡を食ったのか、誘導も 追いついていなかった
    結局 ゼッケン記入はあきらめて、無記入ゼッケンを取付けた
コースMAPは変形A2(巾が少し小さい)カラー
  表題・チェック印欄の他 コースポイント(40qは1〜35まで、各ポイントの距離表示)などあり
  コース図は ほぼA4サイズに収まっている
    中盤にアップダウンがあるが、MAPへの記載はなく、上図の高低表はパンフレットから転記

    序盤 目印になった 竹山(204m)
     コースを通じてよく見えた 開聞岳(924m)の断面図は Yahoo!地図から作成

  コースは「反時計回り」
   帰ってから、調べると 「鰻湖」から「池田湖」への峠道で MAPからの変更が入っていた
 6:40 頃から出発式が行われていたようだが ・・ 離れた所にいて聞こえなかった
   6:57 スタート時間の7:00まで待って スタート印
 7:40 薄明かりの中でのスタートで 前の人に付いて歩くだけだったのが、ずいぶん明るくなった
   30分以上歩いて 前後が広がり歩きやすくなっている
   雨は 小降りになったが、傘はまだ仕舞えない

   物干し竿に翻っているのが 大会旗  菜の花をイメージさせる黄色い旗
   旗の奥に見える 尖った山 (「ラクダ」 又の名を 「スフィンクス」 と 勝手に あだ名を付けた)
     序盤 その異様な姿が良く見えた ・・ 地図で見ると 多分「竹山」 右側が高く 204m 
 振返ると 「開聞岳」 ・・ 東側から眺める
    この方向からの稜線がスムーズできれい
 ポイント6「山川砂むし:砂湯里入口」を通過し
  ずいぶん 「竹山」が近くなった  ・・  「たまて箱温泉」の看板の前で左折

 8「地熱発電所先のトイレ WC:5.3q地点」 ・・ 100mほど、西に戻る ・・ 正面に「開聞岳」
  コース案内は 矢貼り・旗竿・足元の白線矢印 (紛らわしい所では、スタッフさんも)
「スフィンクス」を通り過ぎて、北へ向かう   畑には ソラマメ?
 9 竹山苑(農道入口) ・・ 正面「指宿枕崎線」の踏切を越える
   農道は綺麗に整備されていた
 山川中学校を通り過ぎると かなりの急こう配の下り ほぼ 8q地点/8:27
   いつのまにか 上っていたようだ
   ・・ 高低表で見ると 10q手前で一旦 下って その後、本格的なアップダウンに入る

   雨は 止んだようだ
15ポイント:成川石油前(国道226号線信号機横断右折) 8.5q地点を過ぎて
  すぐに、226号線から分岐して 「鰻湖」への峠越えのみちへ

  リュックカバーも外れ、ゼッケンが読めるようになった
   ここのゼッケンは 大会回数が書かれていない(在庫が無くなるまで、使えるようにしてある)
   日付も参加者が記入:3日間の記入欄があり、せっかくウォークも記入するようになっている
   大半の人が 金曜日(せっかくウォーク)の欄に 1日目の40qと書いていた
16:三光機械 10.1q 通過まで 長い上り坂 ・・ 喘ぎながら上る
  ここで、愛知県からの参加者さん達 2組に抜かれる
 みちは 右に曲がり ・・ 左に曲がり 視界が開けると 景色が変わる
   方向感覚がズレているが ・・ 多分、錦江湾越しの大隅半島
   前日、桜島の大きさと高さに驚いたが 大隅半島側には1000m級の山がいくつかあった
 瞬間的には 南に向かう部分も ・・ 「開聞岳」 このカタチは 間違えようがない
   ・・ というより、「開聞岳」が見えるから 「南」に向かっているのが判った
 峠道を越え、今度は 長い下り  ・・ 下がりきった集落から上る白煙は「うなぎ湖畔」の温泉
   時折、左手の林の間から鰻湖が見えた

 途中に「うなっ・せごどんのみっ(鰻・西郷どんの道)」説明看板
   かって参議・陸軍大将・近衛都督であった西郷隆盛が失意の元司法卿江藤新平を
   指宿まで送って行った林道です。 鰻から指宿平山まで約3.7q
 18:うなぎ湖畔 12.0q 最初のチェックポイント  (印は大うなぎの絵になっていました)
   奥のテントでは 温泉卵・茶ぶしや蒸しいもを頂く
   ・・ 雨は止んでいるが、寒いので 皆さん 行き止りのテントから出ない・・やや手狭

  この奥に「うなぎ温泉」があるが、コースはここでUターンして鰻湖沿いに南下
   うなぎ温泉 HPには
  神秘的な火口湖・鰻池のほとりのひなびた温泉場です。
   かつては西郷隆盛が湯治していたこともあるこの温泉は、四方を山に囲まれ、
   眼前には鰻池が構える、静かな佇まいが人気の秘密です。
   噴気が地上に噴き出しているため、辺りには硫黄のにおいが立ちこめ、温泉情緒たっぷりです。
 鰻湖(周囲:4q 水深:56m) 周囲には何もない 湖畔のみちを南下

 19:鷲尾岳登り入口(右折) 13.5q ・・ 残り 26.5q
    上りは、ここからが本番

 ここは、25q地点との分岐になっており、こちらはスタート後
   フラワーパークかごしま園内を周回するので15.4q地点 ・・ 残り 9.1q (コース実数 24.5q)
 少し高度があがるだけで、「スフィンクス」まで見える
    奥には大隅半島の山並み ・・見えている海は 左は「錦江湾」 右は「東シナ海」?
曲がりくねった坂道を上る
20:鷲尾の森自然公園(山頂付近三叉交差点右折) 16.2q

  位置的には「鰻湖」と「池田湖」の真中の山道 ・・ 鷲尾岳(411m)の山頂が近い?
  右下の林の間から 鰻湖が見えていた
何度か これが最後の上り と期待しながら曲がると
   まだ、先に 上り坂  ・・ それでも、勾配が緩やかになり山頂部は通過した?

   多分 21:鷲尾の森自然公園(新道入口) 17.7q地点
     そこから、MAPでは22:松ヶ窪まで 直線となっているが GPSを見ると
     大きく 「Uの字」を描いて 新道らしきみちに入っている ・・ コース変更が入った?
 こちらの山の頂上もすぐそばに見える
   広い真直ぐなみち ・・ これが「新道」? ・・ 気持ちよく 下る
 22:松ヶ窪 19.8q地点で左折し
   更に、坂道を下って  ・・ とうとう 「池田湖」が見えて来た!
   ほぼ 中間点 10:45
 23:やすらぎ公園 ・・ 公園の休憩室?は閉まっていた
   公園の展望台から 池田湖越しの開聞岳  ・・ 左側の崖は急こう配
 歩いている 池田湖沿いのみちも崖が迫っている
 コースMAPに「絶景ポイント(池田湖大橋)」とあるが ・・ もう少し青空が欲しかった
   池田湖 周囲:15q 水深:233m  ・・ 九州で一番大きい湖

   コースは池田湖を右手から回って、正面やや右の丘が切れる辺りから 開聞岳に向かう
 ぼちぼち、昼食オススメポイントの「えぷろんはうす池田」と考えていたら
   ! こちらは、「黒にんにく」屋さんの 試飲テーブル ・・ 味見させて頂きました
     にんにく臭がなく、なんだか ぽかぽかしてきます

  更に、500mほど進むと
  24:えぷろんはうす池田 24.8q 「湯茶 昼食会場」の表示もありました
    矢貼りの距離表示は「フィニッシュまで15.2q」と、残り距離に変わりました

    本日の アップダウンは ほぼ終了 ・・ やれやれ
 こちらが、「えぷろんはうす池田」の建物
   「本日販売:チキンカレー・ホットコーヒー・・・」の看板があり 中でも食事が出来るようです

  チェックポイントの印(イッシーくん)を貰って、我家は 建物前の芝生公園で昼食
    芝生には、グランド・ゴルフのホールポストがあった
    こんな景色の中でプレーするのは気持ち良さそうだ (開聞岳は少しズームしています)
 リスタートして 池田湖沿いの歩道を進む ・・ こちらは、水際のみちになっている
    正面奥の黄色い建物は 「みやげものセンター」
 25:池田湖パラダイス 26.6q地点
   「みやげものセンター」 ドライブイン?
   湖畔には 「イッシーくん」の説明があった
 菜の花畑越しに 池田湖・開聞岳を望むのも オススメ絶景ポイント
 「いぶすき菜の花マーチ」に並んで、「いぶすき菜の花マラソン」の大看板
   池田湖畔は 両方のコースになっている

   「マラソン」 ・・ 最近のブームと「菜の花マーチ」にあやかって 開催と思いきや
   第35回となっている  ・・ ウォーキングの方があやかって開催する事になったらしい

 いずれにしても、今では 指宿市新春の2大イベント ・・ 市のHPでも案内されている
   マラソンは2週間前に開催されたが、「今年は (マラソンには)暑かった」 らしい
 こちらは「旅の駅」 観光バスも止まっており  「イッシーくん」も大きくなっていた
 池田湖 南西端
   この後は 池田湖を離れて 開聞岳に向かってまっしぐら

   路肩には「菜の花マラソン 14キロ地点 (公認コース)」の標識
 田園の奥に見える 開聞岳
   見通しは良いが 先行者さんはポツポツ
   それでも、物干し竿の大会旗が 連なっているので コースの不安はない
 26:里の駅かいもん 30.1q  ・・ 残り10qとなり 最後のトイレ休憩

   マラソンコースの隣の歩道を歩く
     マラソンコースも同じ方向 ・・ 走ると、開聞岳がどんどん近付く? 
 「平成の名水百選 唐船峡 そうめん流し」 の看板
   更に進んで いったん 田圃の中へ
 田圃道を進んで
 菜の花畑の中の開聞岳 ・・ シルエットだった開聞岳の山裾が少し判るようになってきた
    MAPでは 27:唐船峡入口と書かれている ・・ その前の 道路の看板からは 300m?ほど
 歩道脇に案内看板  MAPにも「玉の井」の位置が表示されている

 玉の井は神代の昔 豊玉姫が朝な夕なに使っていたのが この玉の井で
  日本最古の井戸として伝えられ有名なものであります
     ・・ 謡曲「玉の井」にも謡われているそうだ
 28:枚聞(ひらきき)神社 32.5q地点  薩摩一の宮
 この辺りから 開聞の街中になる
   指宿枕崎線:開聞駅や開聞庁舎も近い ・・ 街中を抜けて 開聞岳の麓を回るように左(南東)へ
 町をはずれるとすぐに、田園の中の JR指宿枕崎線を越える
   ゴールのフラワーパーク鹿児島は 右斜め60°(2時の方向)
 裾野の樹相が僅かに見える辺りで 開聞岳を後にする
    この方向からだと、稜線は秀麗だが 2段に変化しているように見える
 かごしまロマン街道(県道243号線) ・・ いかにも南国といった並木

  32:川尻ふれあい交流館(川尻運動場) 36.8q 最後の給水接待所
 県道342号線に合流  MAPには「九州自然歩道」の文字が見える
    林の先は すぐ 東シナ海だが  なかなか見えなかった
 海岸線は工事中
   林の途切れた所から覗くと、ちょっとした崖があるようだ

   jJ聞温泉入口 38.9q
 鹿児島県フラワーセンター (南入口)を通過して
   35:長崎鼻入口(T字交差点 左折)39.9q地点  もう少し!
     ・・ 確かに もう少しだ   ・・ こんなに細かい距離表示は初めて
 14:25 ゴール
   特設ステージではお迎えの 開聞龍宮太鼓演奏 ・・ もう少し聞いていたかったが寒すぎた

   ゴールで完歩証を受取り、IVV認証シート ・・
     広い会場の一番奥のテントだった ・・ どうも、会場の配置が判りづらい
   寒いので建物(エントランスホール)に入って着替えた
 エントランスホールの前には 大きな アコウの木 (クワ科 イチジク属)
  このアコウの木は大隅半島の垂水市から船で運ばれてきました。
    嵐で倒れた幹から気根を出し、このような大木に成長したもので、全体が一株から成っています。
  当パークでは、この逞しいアコウを、フラワーパークのシンボルツリーとして選定しました。
    このアコウの木の樹齢は、約400年と推定されています。

 駅方面へのバス乗り場は、会場の向かいにあった
   「乗る時に、運転手さんに 駅やホテルの下りる場所言って下さい」
    我家は、買物をしながら宿へ行くつもりで 「指宿駅まで、お願いします」

  MAPには、ゴール後 13:00〜17:00の間 満員になり次第
    JR山川駅→JR指宿駅→ホテルに回るとなっていたが
    我家のバスは 「○○ホテルの方はここで降りて下さい」 ・・ と、回りながら
    指宿駅を通り過ぎて、2日目会場の「ふれいあプラザなのはな館」も通り過ぎ
    休暇村指宿までまわってから 指宿駅に戻ってきた  約40分ほどの市内観光
   中には、眠っていたのか 通り過ぎてから 「○○ホテルは?」
    フラワーパークに戻る途中で、寄ってもらう事になった

   このルートが 時間帯によって変わるのか、乗客によって変わるのかなどは 不明
     指宿市内の宿なら、(2日間とも)ほぼ送迎してもらるようだ
     鹿児島駅からでも 早い電車になるが通う事は出来る
 スタート時の雨は 予想外だったが 幸い 1時間程でやんだ
  一番の目的 「開聞岳に向かって歩く」 が達成出来たので ヨシとしよう

  序盤は「スフィンクス」や「開聞岳」が どちらに向かっても、見えるので
  方向感覚が狂ってしまった (雨でお日さんの場所が判らなかったことも影響)
    鰻湖〜池田湖 久しぶりのアップダウン  ・・ すっかりバテタが
    変化のある 面白いみちだった
  池田湖から開聞岳に向かうみちでも 開聞岳がシルエットなのが残念だが
  晴れていると、山の表情はもう少し 違ったのだろうか?

 朝 まだ真っ暗なのは想定内だったが、予想外の雨には とまどった
  会場でも ゼッケン記入場所が判らず・・ 会場内をウロウロ
  ・・ 無駄に広い会場と、判りにくい導線 案内不足だとは思ったが
   参加数 4,000人だと これくらいの場所・配置は必要なのかも
 宿に帰って、大会誌を見ると
  2日間歩くのは 九州以外から来たウォーカーさん達
   鹿児島・宮崎県の人達はどちらか1日参加 (他県でも1日だけの人も多い)
   指宿市内の小学生・幼稚園はクラス単位でどちらかに参加しているようだ
  小さな時から歩くのはいい事に思える。 ・・楽しんで歩いていることを願うばかり

   例年だと 2日目:6,500ほどの参加 だが ・・ 2日目の天気は悪そう ・・ 
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