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'16年 1月23-24日(土日) 第24回 いぶすき菜の花マーチ 参加計画
                                             '15.12.27 記
 2016年最初の2Dは、「いぶすき」初参加を予定

  1日目:23日(土) 山川ステージ :フラワーパーク  40・25qなど
       池田湖に浮かぶ「薩摩富士」かいもん菜の花ロード
  2日目:24日(日) 指宿ステージ :なのはな館    30・20qなど
       いぶすき発祥の地「宮ヶ浜」 レトロ漂うロマン街道

 1日目コースを見ると「池田湖」を回って 真直ぐ「開聞岳」に向かう
  開聞岳は地図に 綺麗な同心円! ・・ 秀麗な姿が目に浮かぶ
 コース概要に「高低差グラフ」も入って アップダウンもあるようだ

 ・・・ 地図を見ているだけで 「わくわく」する コースは久しぶり
 

 パンフに
 1日目の会場(フラワーパーク鹿児島)まで、各ホテル付近から 「無料 シャトルバス」あります
   ・・ となっているが 「何時・どこから」が 判らない
 「宿と参加コース」を書いてメールしたら 即 回答を頂けた (路線バスの停留所だった)
  レスポンスのいい対応で 気持ちが良い

  ・・ あとは、いい天気を願うばかり

 前泊時 恒例の「ついでにYRW」は
  鹿児島県に1ヶ所 WSTがあるが 時間が足りず断念
   ・・ 鹿児島で途中下車して「桜島」を 眺めるくらいになりそう

  *****************                        '16.01.15 記
 年末
  今年から(なるべく)参加事前申込する事にしたが 「締切は?」
    ・・ 気付いたのが当日夕方で、結局 従来通り「当日受付」に
  切符の手配 ・・ ジパング倶楽部での切符 購入開始の1ヶ月前に買おうとしたが
    復路は時刻表で出た 「特急 指宿のたまて箱号」 ・・ 1名分しか席はありません
    30分早い普通電車で 鹿児島中央に戻ることに
    余裕の歩きで 1時間取っていた余裕時間が30分に ・・ まあ なんとかなるでしょう
   自宅に戻って調べると 「指宿のたまて箱号」は、特別仕様の人気列車という事が判った

  準備は完了したが、年末年始 雨・雪に縁が無かったが
    来週は 傘・雪だるま マークがいっぱい ・・・ 気温も10℃を切りそう
    あと、1週間 やきもきして過ごす事になりそうだ
1月22(金) いぶすきへ:鹿児島散策
 まだ真っ暗な、朝5時に我家を出て始発電車で 鹿児島中央駅 12:07 到着
     (指宿まで あと 70分 やはり、遠い ・・ 愛知からでは 飛行機便での参加が多いようだ)
   「ジパング倶楽部」は のぞみ(割引が効かない)が使えないので:ひかり号〜さくら号を乗継

   バスは「せごどん号」 ・・ 桜島・西郷さん・篤姫のラッピングバスがお出迎え

 前泊時は、当地のYRWが恒例 ・・ 詳細検討したが ・・
   鹿児島県唯一のWST:S.オーソリティ鹿児島店は市電「谷山駅」から1.5q 10・15qコース
    (いぶすきへの途中下車になる ・・ JR・指宿枕崎線:谷山駅から 約2q)
    10qコースを MAP頼りで歩くと
     ・・ 指宿の宿には 18:30頃 ・・ 駅から700mほどだが、その時間は暗く宿を探せるか?

 初めての鹿児島 最初の案通り 「城山」から、桜島を眺めることにして
   念のために、駅の観光案内所でパンフレットを貰う
     カゴシマシティビュー(周遊バス)なら 乗り放題で 600円
   昼飯をしながら、パンフレットで 作戦会議
     といっても、城山自然遊歩道まで約2q 自然歩道全長約2q(展望台まで30分)
     往復6q で ちょうど いい時間になりそう

 スタート前に みどりの窓口に立寄り 2月の近笑100k用の切符を購入
   ・・ ジパングは1ヶ月前からしか買えない。 <近くに窓口がないと なかなか面倒>
   処理に(帳票記入があり)時間がかかる ・・ 単純な 「名古屋-大阪」の往復切符でも5分ほど
    幸い、みどりの窓口 スタッフさん 7〜8人で対応 次々の客もそれほど 待たなくて済んだ
    小さな窓口だと スタッフさん1〜2名 待ったり・待たされたり 所要時間が読めない
 散策路 ・・ 取りあえず 最短距離で自然遊歩道入口 (照国神社)へ
    近くまで行って 「西郷隆盛銅像」へ寄り道
取りあえず 繁華街から逸れるが、鹿児島本線に沿って北上
 甲突川に出て、「平田橋」を渡る ・・ ビルの奥に こんもりとした 丘がわずかに見える
 「国道3号線:中之平通り」は 交通量が多い
   道路脇に「宅地内降灰指定置き場 ・・ 克灰袋に入れて、きれいに置いてください」
   降灰の中での生活が覗える
 県立博物館を前にして、左折すると「城山遊歩道」
   「西郷隆盛銅像」まで まっすぐ200m ・・ 敬意を表し まず 「せごどん」に 会いに行く
 左折だと、「照国神社」 右側の丘が城山(107m)
県立博物館を通り過ぎると
  「鹿児島県教育会館」や「中央公民館」 ・・ 歴史を感じさせる 重厚な建物が多い
  ・・ 右側写真の 右端で(横断歩道から)スマホで撮影中なのは
 そばの説明板には
   この銅像は、郷土出身の彫刻家 安藤照が習志野大演習で陸軍大将の制服を
   身につけた西郷の姿を思い描き制作したものです。
 銅像から、城山自然遊歩道の入口「探勝園」に戻る

 こちらの銅像は「島津忠義(ただよし)公」 ・・ 説明文の4行目には
   「 ・・(英国と)の関係改善を図り、五代友厚などの使節団や、 ・・」とある
   この正月にたまたま見た NHK朝ドラ「あさが来た」に登場して、その死が話題の「五代友厚」
   こんな所にも書かれている

 興味を引かれて (Wiki) を見ると
  五代 友厚(ごだい ともあつ)は、江戸時代末期から明治時代中期にかけての
   日本の武士(薩摩藩士)、実業家。
   薩摩国鹿児島城下長田町城ヶ谷(現鹿児島市長田町)生まれ。
  大阪経済界の重鎮の一人。
  当時、「まさに瓦解に及ばんとする萌し」(五代)のあった大阪経済を立て直すために、
   商工業の組織化、信用秩序の再構築を図った。
  
  説明本文は、長々と書かれ その多岐にわたる活躍に驚かされた
 緩やかだが 長い坂道を折返し・折返し上る
 途中にあった コース案内は 駅で貰った「鹿児島市 自然遊歩道 イラストマップ」と同じ
   コースは 昭和47年開設 全長:約2q 所要時間:約30分 難易度レベル:2
   (7ヶ所の案内があり 烏帽子岳の登山コースは 標高:521.9m  4.5q約2時間 難易度5)

 のぼり始めてすぐに 「藩政時代の水道遺跡」の 説明があったが 見つけられず
   日本で最初に神田上水道が江戸に設置されから約70年後(1723年)
     鹿児島にも水道が引かれました。
      ・・ 城山の北端、冷水町の水源から城下まで、いくつかのトンネルを結んだ。
      ・・ 1839年の大規模な改造で、石をくりぬいた石管で配水し ・・
   どうやら、「箱水(石造りの貯水槽)」が 残っているようだ

   展望台まで 結構距離がある ・・ 途中は樹林で眺望はない
    難易度「2」だが 途中から 休み休み進む ・・ この日は、散策のつもりだったのに ・・
 見えました!
   イメージしていたより、ず〜と 大きい ・・・ 「威容」がある
 ズームを効かせて もう一枚
   この展望台から、左端の北岳(1117m) まで直線で10q  山頂には雪が見える
     (海岸線からの島までの最短は 2.3q ・・ その差は、山がでかいという事)

  桜島:東西約 12km、南北約10km、周囲約55km  ・・ 麓を一周すれば1日かかる
     大阪環状線・名古屋名城線より大きく ・・ 山手線と同じくらい?

   絵画などや、錦江湾に飛び出した島のイメージで 小さな山と思っていたが
   いやはや、 ・・ 感激でした
 展望台には売店が一つ
  途中、地元のウォーキングする人達がパラパラと 十人ほどの観光客(話し声で海外の方達)

  もう一つの遊歩道入口「薩摩義士の墓」の方へ下りることに
  途中にある クスの大木 樹齢400年 幹回り10mとか

  すれ違った二人組 ・・ なんだか見たことがある
    各地でお会いする 静岡のウォーカーさんと
    もう一方は 奈良まほろばのスタッフさん ・・ 去年の名古屋2Dでは半日ご一緒
  珍しい組合わせで ちょっと驚いたが お二人とも全国を歩いており
    お知り合いでも 何の不思議でも無い ・・ ついでの、100名城で一緒になったらしい
 遊歩道の坂道をどんどん下って 最後の階段を下りると ・・ 薩摩義士碑
  そばの 説明 ・・ 「神になった薩摩義士」 から抜粋すると
 
   1753年(宝暦5)幕府は薩摩藩に木曽三川の治水工事を命じ、藩は家老の
    平田靱負(ゆきえ)を総奉行に任じ、約1000名を派遣しました。
    1年3ヶ月の難工事で犠牲者は84名を数え、工費も40万両に達した。
    平戸総奉行はその責めを一身に負い自刃。
   藩政時代は幕府への遠慮から、彼等の偉業は公表されず、1920年(大正9)
    ようやく慰霊碑が建ち、義士として讃えられました。

  このハナシは 愛知住民ですから モチロン 知っていますが
    説明文に入っていた地図を見ると
     右端の木曽川から下った「佐屋川」 ・・ 先週歩いた川
    いろんな所に 繋がりがあり より身近に感じられた
 史跡 鶴丸城跡
  隣の説明に  「薩摩は人をもって城となす」
    鶴が翼を広げた形をしていることから鹿児島城は別名鶴丸城と呼ばれていました。
    ・・ 城といっても本丸、二の丸、下屋敷が並び、天守閣や層楼のない屋形づくりでした。
    ・・ 1873年(明治6)炎上。 残されたのは城壁と擬宝珠つきの石橋だけとなりました。

  元々、天守閣を持たないお城らしい
 城内には 天璋院(篤姫)像 と 碑文 「私事一命ニかけ是非是非御頼申候事ニ候」
   碑文裏の説明(抜粋)に
     平成二十年のNHK大河ドラマ「篤姫」放送にあわせて設置した「篤姫館」の
     入館者六十六万人余りの収益を基に、天璋院の功績を顕彰するために
     建立するものである。
   大河ドラマ (・・ ほとんど、見ていないが) の影響は大きい
 「西郷さんの銅像」まで 戻ってきたので
   今度は、向かいの「中央公園」を通り抜けて
 「天文館通り」から
   市電の通りで 右折 鹿児島中央駅を目指す
  歩道には
  「洋画家 黒田清輝 誕生の地」の碑があり そばに
    「黒田清輝と弟子(山下兼秀)」の像
 樺山、黒田、大いに語る
   安政5(1858)年、幕府の大老に伊井直弼が就任し、将軍継嗣問題で、
    薩摩藩主島津斉彬を含む一橋派と激しく対立した。
   樺山資紀や黒田清隆など多くの薩摩の若者たちが、藩や日本の将来に
    ついて日々語り合っていた。
 イギリス艦、鹿児島湾に現る
    像は 大山巌 西郷従道 山本権兵衛 とある
    ・・ それぞれ、明治の軍や政界で活躍する歴史上の人物

  説明板にある のぞきメガネ に顔を近づけると 音声で説明が流れる
   聞いた事のある名前が出てくるので つい撮影して、説明文を見てしまう
   なかなか 進まないが 散策なので、まあ良いだろう

  鹿児島中央出発時 予定した 15:35 乗車→ 16:56 指宿着 は微妙
  次便の 16:01 → 17:14 になりそうだが、指宿駅は まだ、明るいだろう
 高見橋の袂には 大久保利通銅像
周辺には、史跡というより  明治の偉人達の生誕地や像などが沢山 ・・ 人材の宝庫だった

  (いつ 大噴火するかもしれない)桜島を見ながらの生活 ・・ 特有の人生観があるのかも
鹿児島中央駅に戻って 指宿へ向かう
指宿駅 17:14 到着  (愛知県より 日の出・日没が20分ほど遅い)
  観光温泉の町だが、温泉は広く分散してあり 駅前はふつうの地方駅
 駅前にも 「いぶすき菜の花マーチの矢貼り」
   ここは、2日目コースの「コース地図 31地点で フィニッシュまで 2.3q」 となっている
     距離表示が 100m 単位まで表示も珍しい
    (2週間前に、菜の花マラソンが行われており、その距離感覚が影響?)

 宿まで 約 700m
  事前に聞いた、最寄りの 「会場までのシャトルバス 乗り場」を確認して 宿へ

  物干し竿の先端 「黄色い旗」 大会旗 (翌日のコースでも 沢山見かける)
    (正面の丸い看板が本来の路線バス停留所)
 今回のイベント参加で楽しみにしていた
   桜島見物 ・・ 曇り空で 若干視界が悪かったが
   それ以上の威容と存在感 ・・ ただ 感激で 今回の目的の半分?は達成
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